TOP2015年10月「火山とまちづくり」シンポ 木曽町民ら11月29日

 御嶽山麓の木曽郡木曽町の町民有志らでつくる「木曽学研究所」は11月29日、三岳交流促進センターで「御嶽山と共生するまちづくり」と題したシンポジウムを開く。東濃地震科学研究所(岐阜県瑞浪市)の木股文昭・副首席主任研究員(地殻変動・火山学)を講師に迎え、住民の火山への理解を深める狙い。

 町内外の約30人が加わる同研究所は、年1回のシンポ開催や先進地の視察を通じ、地元の自然や文化を学びながら、まちづくりを考えている。昨年9月の噴火災害で大勢の犠牲者が出る中、研究所会長の田中勝已さん(78)が「町全体で安全を考えた山にしていかないといけない」と、火山との共生を今年のシンポのテーマに提案した。

 当日は、木股さんが「雄山は活火山だった」と題して講演。続くパネル討論では、木股さんをコーディネーターに、御岳ロープウェイの運営会社を経営する今孝志社長、黒沢口登山道8合目にある山小屋「女人堂」のオーナー起(おこし)信幸さん、町職員らがパネリストとして参加する予定だ。

 田中さんは「これをきっかけに先進地の視察など、さまざまな学びを考えていきたい」とする。

 町民以外の参加可能。入場無料。午後2〜4時。問い合わせは、研究所事務局の木曽町企画財政課(電話0264・22・4287)へ。

2015年10月30日掲載