TOP2015年11月パトロール隊、今季活動終了 木曽町役場で意見交換会
パトロール隊員が今季の活動を振り返った意見交換会=10日、木曽町

 昨年9月に噴火した御嶽山(長野・岐阜県境)の登山道整備や登山者への安全指導などに当たるため、木曽郡木曽町が新設した「御嶽山安全パトロール隊」が今季の活動を終え、10日に町役場で意見交換会を開いた。隊員を委嘱された山小屋関係者ら19人のうち15人が出席し、原久仁男町長らに感想や要望を伝えた。

 原町長は冒頭、「大変な状況の中での活動で、ありがたかった」とねぎらった。参加者からは「いつ再び噴火するか分からず、恐怖心を抱えながらの作業だった」との感想や、今季は町内で二つの山小屋しか営業できなかったことから「雇用の面でパトロール隊ができてありがたかった」との意見が出た。

 ほかに「軽装で登る人が結構いた」「携帯端末の使用を含め、長野、岐阜両県で共通した登山届の提出方法を考えるべきだ」と、課題を提起したり、提案したりする隊員もいた。

 パトロール隊は6月30日に発足し、町内の御岳ロープウェイが今季の営業を終えた今月9日まで活動した。登山シーズン中は町と火山活動や登山道の様子などの情報を共有して登山者に伝えたほか、噴火による火山灰の除去も担った。

2015年11月11日掲載