TOP2015年11月「ビジターセンター」の検討始動 木曽町、研究者を招き懇談会
御岳ロープウェイ内の施設について説明を受ける研究者(左の3人)ら=20日、木曽町

 木曽郡木曽町は20日、御嶽山の登山口に設ける予定のビジターセンターの内容を検討するため、名古屋大(名古屋市)や独立行政法人産業技術総合研究所(茨城県つくば市)の研究者を招き、懇談会を開いた。町が候補地の一つと考えている町内の御岳ロープウェイ内の施設も見学した。

 町からは原久仁男町長らが参加し、名大大学院地震火山研究センターの山岡耕春教授、同大減災連携研究センターの阪本真由美特任准教授、産総研火山活動研究グループの及川輝樹主任研究員の3人から、火山情報を伝える各地のビジターセンターの特徴などについて説明を受けた。

 御岳ロープウェイの山麓側駅手前にあるセンターハウスで、研究者たちは「人はどこを通るのか」「献花をする人もここを訪れるのか」などと質問した。及川主任研究員は人が訪れる場所として桜島ビジターセンター(鹿児島市)を挙げ、「イベントを次々とやり、火山に関する旬の情報を入手できる、楽しめる場所になっている」と紹介した。

 御嶽山麓では木曽郡王滝村も、王滝口登山道にもビジターセンターを設けたいとしており、瀬戸普村長は取材に「財政的な見通しが立てばぜひ造りたい」と述べた。

2015年11月21日掲載