TOP2015年11月イベントで木曽応援 支援感謝、特産セット
キャンピングカーで訪れ、広場でサッカーをしたり談笑したりする愛好家ら=21日、木曽町
「ありがとう木曽セット」に入れる商品の一部を手にする中善酒造店の南専務

 御嶽山噴火の影響で低迷する木曽地方を応援しようと、民間の動きが活発化している。21日は木曽郡木曽町で、企業主催のキャンピングカー愛好者たちの集いや林道を走るラリー大会が行われ、全国から大勢が訪れた。一方、町内の酒蔵は各地からの支援への感謝を込めて、日本酒と特産品を合わせた「ありがとう木曽セット」を考案、販売を始めた。

 キャンピングカーの集いは、長野市のキャンピングカー製造販売会社「かーいんてりあ高橋」が初めて開催。町内の交流施設「ふるさと体験館きそふくしま」に今夏、車中泊をする人にトイレや電源を提供する「RVパーク」ができたこともあり、社長の高橋宣行さん(55)が発案した。イベントを機に車で旅する人が訪れるようになれば地域活性化につながると考えた。

 参加者たちはこの日、クイズや綱引きで交流を深め、町内の温泉にも入った。岡山市から訪れた会社員諫山憲二さん(42)は「長野県にはよく来るが木曽地方は初。施設の雰囲気がいい」と話した。

 ラリー大会「御岳高原ヒルクライム」は、ケーズレーシングチーム(伊那市)主催。母体となるラリーイベント企画運営会社「ケーズファクトリー」の社長、鈴木一也さん(45)は「山麓をアウトドアスポーツの拠点にしたい」と意気込む。

 一方、木曽町の中善(なかぜん)酒造店は、純米酒(720ミリリットル)と王滝村でできた木曽ヒノキのチップ、木曽町で作られた煮込みそばや赤かぶ漬け、南木曽町でできたイワナの甘露煮を詰め合わせたセット100組用意した。

 昨年のこの時期には「がんばろう木曽セット」を売り、300セット近く売れたという。購入者から「またやってほしい」と言われ、昨年は扱わなかった王滝村関連の品も入れた。専務の南俊三さん(42)は「感謝の思いを込めて販売する。木曽地方が元気になってきたことも伝えたい」とする。5千円。申し込みは同店(電話0264・22・2112)へ。

2015年11月22日掲載