TOP2016年07月知事、御嶽山で犠牲者を慰霊 「移動知事室」で滞在中
献花台に花を手向ける阿部知事=16日午前10時、木曽町

 阿部守一知事は16日午前、2014年9月に噴火災害が起きた御嶽山の山腹に架かる御岳ロープウェイ(木曽郡木曽町)を視察し、麓側の鹿ノ瀬駅近くの献花台で花を手向けた。山頂側の飯森高原駅では観光客に登山計画書の提出を促した後、御嶽山麓の観光関係者6人と意見交換をした。

 阿部知事は、現地に出向いて執務する「移動知事室」で14〜16日、木曽地方に滞在。阿部知事は慰霊後の取材に「亡くなった人たちの冥福を心からお祈りさせていただいた」とした上で、「県として二度と同じような被害を出さないように、火山防災態勢を整えたい」と述べた。

 意見交換では、同ロープウェイ運営会社の今孝志社長(62)が、7月末までに観光バス140台余が訪れる予定だが、ピークだった2013年の3分の1程度と説明し、「一歩一歩進むしかない」と発言した。阿部知事は「木曽地域の観光が極めて厳しい状況だという認識は持っている。噴火前の観光水準を超えるつもりで臨みたい」とした。

2016年7月16日掲載