TOP2016年08月王滝を応援、映画撮影進む 東京の大学教授ら村を舞台に
王滝村の自然湖近くで行われた映画の撮影。公野教授(左)が監督を務めている

 2014年9月の御嶽山噴火災害以降、観光客が戻らない木曽郡王滝村を応援しようと、村内を舞台にした映画を、元映画プロデューサーで文京学院大(東京)の公野(くの)勉教授(49)が監督を務めながら撮影している。19日は、県西部地震でできた村内の自然湖で撮った。来年、都内や県内での公開を目指しており、村の魅力を知り、訪れてもらえるようにする狙いだ。

 映画は幕末の時代劇で、脚本も公野教授が担当。この日は、1シーンずつ映像を確認しながら進めた。趣旨に賛同するプロの役者やカメラマンのほか、文京学院大などの学生、村民もエキストラで出演する。

 村内での撮影は21日までの予定で、都内と合わせて1時間半ほどの作品になるという。今後、製作発表し、時代劇の内容や出演者などを公表する計画だ。

 公野教授らは昨年、経営やマーケティングを学ぶ学生と一緒に村を訪問。村を応援する方法として、映画づくりによる村おこしを提案した。

 公野教授は「過去にも映画などのロケ地に人が集まるようになったケースがあるので、王滝村もそうなればいい」。出演している文京学院大3年の玉川隆昭さん(20)も「村を盛り上げることに協力できればうれしい」と話した。

2016年8月20日掲載