TOP2017年04月「防災力強化計画の検討必要」 木曽地域振興局長

 県木曽地域振興局の増田隆志局長は12日、木曽郡木曽町で開かれた地域振興会議で、御嶽山噴火時の誘導方法などを盛り込んだ「御嶽山防災力強化計画(仮称)」の策定に向け、本年度検討を進めていく必要があるとの考えを示した。一方、木曽署の伊藤聡志署長は今夏、岐阜県警と合同で御嶽山の登山道を点検する方針を明らかにした。

 増田局長は「御嶽山の登山者や観光客の安全性を着実に高めていくことが、地域の喫緊の課題」とした上で、具体的な計画や行動内容を、山麓の木曽町や同郡王滝村、国の関係機関とともに策定する必要があるとした。計画では、登山届の提出を促すことなどを想定している。

 早ければ本年度中にも、木曽地方で火山防災の啓発にあたる「御嶽火山マイスター(仮称)」の人材育成を始めたいとの考えも明らかにした。

 伊藤署長は初めての取り組みとして、高山署と下呂署とともに、それぞれの登山口から署員が御嶽山に登り、五の池小屋で合流をして登山道の確認をするとした。さらに、木曽署員11人で構成している山岳高原パトロール隊の訓練を強化する方針も示した。

2017年4月13日掲載