TOP2017年08月噴火警戒レベル1に 8日にも引き下げ

 県は3日、長野、岐阜両県などでつくる御嶽山火山防災協議会の会合が8日、木曽郡木曽町の県木曽合同庁舎で開かれる―と明らかにした。噴火警戒レベルを現在の2(火口周辺規制)から1(活火山であることに留意)に引き下げることについて気象庁と地元が協議。同庁が同日にもレベル1に引き下げる見通しだ。

 同庁は、7月に御嶽山の火口周辺の現地調査などで、火山活動の静穏化傾向を確認。「理科的には1に引き下げてよい」とし、地元と協議する姿勢を示していた。

 御嶽山は現在、レベル2に伴い、火口からおおむね1キロ圏内を入山規制中。協議会では、気象庁から火山活動の説明を受け、レベル引き下げ後にどんな形で規制緩和を進めるか検討するという。

 規制範囲は、災害対策基本法に基づき、市町村長が決める。規制が続く御嶽山の山頂一帯の登山道は木曽町、木曽郡王滝村、岐阜県下呂市にまたがっており、足並みのそろえ方などが議論の対象になるとみられる。

 関係市町村などはレベル1になった後、規制範囲内の状況調査を始める意向だ。協議会長の瀬戸普・王滝村長は「噴火の際に逃げ込めるシェルター(退避壕(ごう))といった安全対策が整わなければ、規制緩和しない」と話している。

 御嶽山の噴火警戒レベルは、2014年9月の噴火直後に3(入山規制)に引き上げられ、15年6月から2を維持している。

2017年8月 4日掲載