TOP2017年09月木曽・三岳で27日慰霊式 「災害忘れず、次世代に」
三岳地区の住民が慰霊式を開く太陽の丘公園=6日、木曽町三岳

 木曽郡木曽町三岳の住民は27日、御嶽山噴火災害の犠牲者を悼む献花台がある太陽の丘公園で慰霊式を開く。三岳地域自治協議会内のみたけ未来創造塾と総務福祉部会が企画。慰霊だけでなく、活火山の近くで暮らしていることを再認識する機会にもする。

 噴火災害の半年後、1年後、2年後に続いて4回目。献花台近くに死者・行方不明者の人数と同じ63本のろうそくをともす。竹灯籠も並べ、午後6時半ごろに点火する。三岳地区外の人の参加も歓迎する。

 三岳地区は、御嶽山の信者が大勢訪れることでにぎわってきた歴史があり、自治協議会内に御嶽山の魅力をPRするグループがあった。このグループを基に地区の若手を中心にして2014年春に創造塾が発足。地域を知るために御嶽山に登り、訪れる人を増やそうと計画している最中に噴火が起きた。

 こうした経緯もあり、創造塾は、以前から地元でアイスキャンドルを使った催しを開いてきた総務福祉部会にも協力を求め、慰霊式を開いてきた。創造塾代表の浦沢真由美さん(56)は「災害を忘れず、次世代に伝える意味があると思う」と話している。

2017年9月 7日掲載