TOP2017年12月「日本ジオパーク」「エコパーク」 木曽町長「認定目指す」

 木曽郡木曽町は13日、2014年に噴火した御嶽山の周辺について、地形や地質を教育や観光に生かす自然公園「日本ジオパーク」と、生物圏保存地域「エコパーク」の認定を目指すことを明らかにした。同日、原久仁男町長が町議会12月定例会の一般質問で説明した。

 原町長は、御嶽山周辺は噴火災害を踏まえ、火山の恵みと危険を伝える地域になり得るとし、「山の環境を守り、魅力を伝えていきたい」とした。

 日本ジオパークは、国内認定機関の日本ジオパーク委員会が、エコパークは国連教育科学文化機関(ユネスコ)がそれぞれ認定する。

 御嶽山麓では既に、岐阜県側の下呂市小坂町の住民団体が山麓のジオパーク認定を目指し、7月に日本ジオパークネットワーク準会員になっている。原木曽町長は取材に、まずは同郡王滝村と協議し、将来的には岐阜県側とも一緒に認定を目指すことを考えていくとした。

 エコパークについては、木曽地方と塩尻市楢川を登録しようと民間団体「木曽ユネスコエコパーク検討委員会」が登録申請を目指し、木曽郡の各町村も申請の検討をしてきた経緯がある。エコパークは教育やレジャーに利用できる「緩衝地域」などを設け、自然と人の共存を目指す事業で、御嶽山麓が緩衝地域になると想定する。

2017年12月14日掲載