ジャンル別アーカイブ

2017.03.07

グランプリは東京の溝口トポルさん

第7回全国フォト×俳句選手権(信濃毎日新聞社主催)の入賞、入選を発表します。審査は2月下旬、応募者の情報を一切ふせて、作品だけを見て行いました。グランプリは、長野県伊那市出身で東京都の溝口トポル(本名・健一)さんが初受賞。ジュニア部門(高校生以下)は、長野県伊那市の伊那中学2年、溝口桃子さんが2年連続で、ジュニアグランプリに選ばれました。 入賞者と上位作品(佳作以外の作品)は …

全文を読む

フォト×俳句とは

 写真と俳句を組み合わせて一つの作品として楽しむ新しいアートです。信濃毎日新聞では、「フォト×俳句(ふぉと・かける・はいく)」と名付け、2008年7月、全国の新聞に先駆けて投稿欄を新設しました。毎週木曜の「フォト×俳句」欄に作品を掲載しています。投稿は全国各地から寄せられ、愛好者の交流も徐々に広がっています。
 写真と俳句のコラボレーション作品は、「フォト×俳句」のほかにも、写真月刊誌「フォトコン」や下野新聞(栃木県)に連載中の「フォトハイ句」など、さまざまな呼び方がされています。季語が入らない五七五を使った作品もありますが、全国フォト×俳句選手権や信濃毎日新聞紙上では、写真と組み合わせるのは俳句に限り、季節感を大切にした作品づくりを広めています。


審査員中谷吉隆さんの作品


審査員坊城俊樹さんの作品



審査員神野紗希さんの作品


選手権について

 信濃毎日新聞社は、「新しいアート」である写真と俳句のコラボレーション作品の普及や個々のレベルアップを進めるには、常設の「フォト×俳句」欄に加え、愛好者たちが毎年の目標とする全国規模の大会が必要だと考えました。全国フォト×俳句選手権は、2010年10月、長野県松本市を開催地にスタートしました。翌年以降、第4回までは、軽井沢町、須坂市、信濃町―と長野県内各地を回り、全国公募の部のほか、現地での撮影・吟行大会を行ってきました。2014年の第5回からは全国公募に一本化して開いています。高校生以下を対象にしたジュニア部門も設け、若手のチャレンジも積極的に呼び掛けています。皆さんも、新しいアートの世界へ踏み出してみませんか?

審査員

写真家 中谷 吉隆氏

なかたに・よしたか。写真家。1937年、広島市生まれ。ルポルタージュやスポーツなどの分野で活躍。写真コンテストの審査員も多数務める。日本写真家協会名誉会員。信濃毎日新聞「フォト×俳句」コーナー選者。作品集に「ノーサイドの笛が鳴る」「神楽坂Story」、フォト俳句作品集「極楽のアート」など。東京在住。

俳人 坊城 俊樹氏 ぼうじょう・としき。俳人。1957年、東京生まれ。俳誌「花鳥」主宰。日本伝統俳句協会常務理事・事務局長。曾祖父は高浜虚子。信濃毎日新聞「フォト×俳句」コーナー選者。著書に句集「あめふらし」「坊城俊樹の空飛ぶ俳句教室」「日月星辰」など。東京在住。

俳人 神野紗希氏

こうの・さき。俳人。1983年、愛媛県松山市出身。高校時代、俳句甲子園をきっかけに俳句を始める。第1回芝不器男俳句新人賞坪内稔典奨励賞受賞。2004年から6年間、NHK「俳句王国」司会。俳句甲子園審査員長、明治大学・玉川大学講師。句集に「光まみれの蜂」など。東京在住。