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鉄道の模型3000台

須坂に博物館9日オープン

(1997年12月1日掲載)

走る新幹線

リアルに再現したジオラマの中を、オープンに向けて試験走行を繰り返す「新幹線」。16両編成が圧巻だ

特急あさま

横川―軽井沢間で、機関車に引かれて走る「特急あさま」がよみがえる

 ずらりと並んだ模型

ずらりと並んだ模型。上り下りの方向や客車の順番を間違えないように1台ずつ丁寧に並べていく

館長の深沢さん

鉄道模型にかける情熱は人一倍の深沢さん。「あの辺りに踏切があるともっと良くなるね」

 列車が目印

駐車場にある「本物」の列車が博物館の目印。駅と勘違いする人も


 SLやディーゼル機関車、寝台車両に新幹線―。全国でも最大規模の鉄道模型の博物館「トレインギャラリーNAGANO・ミニチュア鉄道博物館」が九日、須坂市福島にオープンする。

 館長は、長野市内で酒卸業を営む深沢慶一さん(52)。「子供のころからの夢」を実現した。四十年来のコレクションという模型は約三千台。実物の八十分の一だがずっしりと重い真ちゅう製で本物そっくり。

 ジオラマ(立体模型)も設けた。信州を舞台に、エムウエーブやホワイトリングなどの五輪施設、長野市内のホテルなどをリアルに再現。仏閣型の旧長野駅舎もあり郷愁を誘う。

 山々に囲まれた中を、姿を消した特急あさまや急行アルプス、伊那路、みすず、新登場のしなの鉄道の車両など信州にゆかりのある列車が走る。総延長約五百メートルの線路をコンピューター制御で、六十編成(六百台)が同時に走り回れるのが自慢で、篠ノ井線姨捨駅のスイッチバックでは普通列車を特急「しなの」が追い抜く細かな演出も。

 深沢さんの列車への“熱”は本物にまで及び、同館前の駐車場には今夏購入した長野電鉄で活躍した愛称「赤ガエル」を二両展示した。「将来は車内にレールを敷き、模型収集だけの人に自分の愛車が走る雄姿を楽しんでもらえる施設にしたい」。来春には、碓氷峠で活躍した電気機関車EF62、EF63(ロクサン)も仲間入りする予定で、夢をますます膨らませている。

 入館料は大人八百円、高校生以下四百円。


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Copyright 1997 信濃毎日新聞 The Shinano Mainichi Shimbun