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軽井沢に“招かざる客”熊・猿

心配な被害 探る共存

(2000年8月21日掲載)


悠然

別荘地の道路を悠然と歩き回る猿の群れ


つめ跡

中にあったハチの巣を襲って熊が壊した別荘の戸袋
平気

すぐそばを車が通っても平気で毛づくろい
発信器

発信器で、熊の行動を毎日把握する
ごみ注意

ごみ出しの注意を放送しながら町の広報車がごみ集積所を巡回する


 観光客でにぎわう北佐久郡軽井沢町に、ニホンザルやツキノワグマが出没している。今のところ大きな被害は出ていないが、ごみ集積場が荒らされたり、別荘の戸が壊されるなどしている。避暑に訪れた人たちから「猿が群れをなしていて怖い」といった苦情も出ているため、「人に被害が出ないうちに手を打たないと…」と今年五月、町が中心になって協議会をつくり対策に乗り出した。

 町内にいる猿の数は分かっていないが、百匹以上はいるともいわれ、「別荘地で見かけるのは今年が一番多い」と町林務係の土屋正明係長。熊も人に近づいてきている。戸袋がずたずたにされた別荘もある。戸袋内に作られたハチの巣のみつが狙われたもので、壊された板には鋭いつめ跡が残っていた。

 町は九八年から順次五頭の熊に発信器を付け、行動を監視している。近く、猿についても同様の作戦を展開する予定で、人と動物の共存を探る努力を続けていく。


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