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お菓子屋さん 鳥さんご来店  長野の市街地にハクセキレイ 評判に
(2004年6月21日掲載) 
 

<これが大好き> 店内で餌をついばむハクセキレイ。バウムクーヘンが一番のお気に入りで、ほかの菓子や鳥用の餌も試したがあまり食べない




<ボク常連です> ハクセキレイの訪問を見かけたお客さんも思わず見入る。尾をちょんちょんと振る姿に笑みが浮かぶ
 

<くださーいな> とことこ歩いて店内へ入るハクセキレイ




<いいでしょう> うらやましそうに店に向かうハクセキレイを見送るドバト




<早く開けてよ> 戸が閉まっていると、開けてくれるまで、その場で羽ばたき続けることも


 長野市南県町の老舗菓子店にハクセキレイが毎日のように餌を食べに訪れ、お客さんの間で評判になっている。

 二〇〇一年十二月にハクセキレイが店の前の路上でうろうろしているのを、店員が見かけたのがきっかけ。「かわいいね」と菓子の破片を与えたところ、週一回ほど、やって来るようになった。だんだん慣れて、最近では一日に十数回も訪れる。すっかり店の“アイドル”になった。

 「いつも一羽で来るけど、よく見ると細いのと太いのと二羽いますね」と社長の宮島博さん(72)。毎年、年末になると姿を現し、七月中旬になるとぱたりと来なくなる。「子育てでもしているので来るのでしょうか」

 ハクセキレイが来ると餌の入った皿を外に出し、飛び去ると片付けていたが、昨年、ハクセキレイが来たのに気付かずにいたところ、いつの間にか店内にまで入り、片付けた皿に残っていた餌を食べていた。だんだんと平気で店内に入るようになり、冷房で戸が閉まっている時は開けてくれるまで外で羽ばたき、待つほどになっている。

 鳥類に詳しい信大教育学部の中村浩志教授は「店の中にまで入ってくるのは珍しい。かなり人に慣れたのでは」。餌付けについては特定の個体だけのことで、生態系に特に影響はないという。
 
写真グラフ 信毎フロント

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