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重ねた練習 つかんだ夢  通信制で初 センバツ出場の地球環境高
(2012年1月30日掲載)
 

<雪が最大の敵> 雪が残るグラウンドで調整する地球環境高ナイン=25日、佐久市伴野



学校近くの国道をランニング。10キロほど走り込むことも=佐久市中込



積雪などで屋外練習ができない日は、屋内のテニスコートを利用してキャッチボールなどの練習をこなす=北佐久郡軽井沢町のJNSテニスアカデミー軽井沢



部員が生活する寮では毎月「0」の付く日に全員が分担して浴場やトイレ、シャワー室などを掃除する=佐久市中込
 

<歓喜> センバツへの出場が決まり大喜びで帽子を飛ばす選手たち=27日、佐久市中込





校庭脇を縦長に仕切ったスペースでトスバッティング=佐久市中込





平日の午前中は毎日登校し、教室で学習講座などを受ける。この日はテストや漢字検定に向け勉強=25日

 通信制高校として春夏を通じて全国で初めて甲子園出場を決めた地球環境高(佐久市中込)の野球部。7人の県内出身選手と、関東や中京地域から入学した部員計25人が晴れ舞台を目指し、2〜3人一部屋の寮で生活しながら練習に励んでいる。

 通信制高校は毎日通う必要はないが、決められた日数を通学して単位を修得する。同高野球部員の場合、一般の生徒と異なり、平日の午前中は登校し、科目別のスクーリング(面接指導)や野球部単位の学習講座などを受ける。午後は、学校から車で15分ほどの場所にあるグラウンドや学校近くの市総合体育館などで練習している。

 ただ、グラウンドが狭く、マウンドや十分な照明設備もないなど施設面では恵まれているとはいえない。週末は終日、練習に充てているが、学校や寮での自主練習は地元との申し合わせで午後9時まで。「(全日制の)他校と比べて、特別、練習時間が多いわけではない」と羽鳥均監督(48)。

 最近は積雪のため屋外でのノック練習ができず、走り込みやティーバッティングなどで調整。来月からは県外高校のグラウンドを借りて練習や合宿、練習試合をこなす予定だ。「甲子園ではチャンスで打ち、強豪校を倒したい」。3月21日のセンバツ開幕に向け、外野手の成瀬幸大(こうだい)君(16)=上伊那郡辰野町出身=は闘志をかき立てていた。

[写真・文 太田一彰]
 
写真グラフ 信毎フロント

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