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金環日食 準備も楽しく  県内 子どもたちや天文愛好家
(2012年5月21日掲載)
 

<親子で知識深める> 塩尻市立図書館主催の「楽しく理科読!」で金環日食について学ぶ子どもや保護者ら=13日、塩尻市の市民交流センター「えんぱーく」




「金環日食☆事前学習会」では、参加者が日食観察用の眼鏡を手作りした=19日、上伊那郡中川村の天体観測施設「銀河ドーム」




八ケ岳自然文化園で販売した日食グラスについて説明するスタッフ。大型連休あたりから売れ行きが伸びた=11日、諏訪郡原村
 

実際の日食時間に合わせて念入りに観測会のリハーサルをする「スターウォッチングクラブ北斗」の会員=14日午前7時2分、茅野市の諏訪東京理科大キャンパス



県内のプラネタリウムから集まった学芸員に、金環日食の観測方法を実演する大西浩次教授=15日、中野市立博物館



佐久市子ども未来館のプラネタリウムが、3月から金環日食当日の21日まで行っている特別番組「金環日食を見よう!」。観測方法や日食の仕組みのほか、東京や佐久市での見え方をシミュレーションして投影

 県内では173年ぶりとなる21日朝の金環日食を観察しよう―と、各地で天文愛好家らや子どもたちが本番に向けて準備を進めた。

 塩尻市の市民交流センター「えんぱーく」では13日、塩尻市立図書館による事前学習会「楽しく理科読!金環日食について知ろう編」が開かれた。参加した同市広丘吉田の吉田小4年、岡田志(のぞみ)君(9)は「日食グラスを作るのは少し難しかったけれど、月と太陽が重なって日食になることが良く分かった」。

 天文ファンでつくる「スターウォッチングクラブ北斗」(松本市)は、東京理科大が全国5カ所のキャンパスをつないで日食をインターネット中継する取り組みに協力。茅野市の諏訪東京理科大キャンパスで、実際に日食が進行する時間に合わせて、14日早朝から同大職員と一緒にリハーサルに臨んだ。会員らは「てるてる坊主をいっぱいつるさなければいけないような祈るような気持ち」などと話しながら、中継機器やカメラ、望遠鏡を念入りに調整した。

 中野市立博物館では15日、天文関係者でつくる金環日食日本委員会副委員長の大西浩次・国立長野高専教授が、県内10カ所のプラネタリウムの学芸員14人を前に「金環日食を迎え撃つ」と題して観測のポイントや注意点などを解説。「日食中は気温が下がるのか、鳥は鳴くのかといったことを気にしてみるのも楽しい」などのアドバイスに、参加者は熱心に耳を傾けていた。
 
写真グラフ 信毎フロント

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