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県内 にぎわう「軽トラ市」  荷台を「即席店舗」に 集合
(2012年6月4日掲載)
 

<善光寺表参道で初開催> 大勢の人でにぎわった初の「ながの軽トラ市 表参道ご利益市」=3日、長野市の中央通り




店頭に並んだ商品の中で、ひときわ目立った「東京スカイツリー」の特大貯金箱=5月27日、長野市篠ノ井駅前通り




マットを敷いた荷台の上で整体も営業。1回500円と料金もお手ごろ=5月27日、飯田市育良町
 

新鮮な野菜や旬の山菜を販売する店には、開店直後から買い物客の列ができた=3日、長野市の中央通り




販売している品目をチェックする石川県小松市からの視察団=5月27日、長野市篠ノ井駅前通り




荷台の新鮮な野菜に日差しが当たらないよう日除けの準備をする出店者=5月27日、飯田市育良町

 荷台を「即席の店舗」にした軽トラックが集まり、商品や農産物を販売する「軽トラ市」開催の動きが県内で広がっている。駐車場などに設営が可能で撤収も簡単。集客に悩む商店街の店舗が自ら消費者に近づいて販売したり、店を持たない農家も参入できたりするなど、手軽な出張店舗として浸透しつつある。

 長野市の「ながの軽トラ市」(市中央通り活性化連絡協議会や篠ノ井商店会連合会などでつくる実行委員会主催)は5月27日、篠ノ井駅前通りで2年目となる今シーズンの朝市をスタート。ブログでも情報を発信しており、石川県小松市から視察に訪れた小松商工会議所の大土正栄さん(56)は「企画の内容や組織づくりの参考になった」と、熱心にメモを取っていた。

 昨年は7回の市で計約2万人を集めた。ことしはさらに拡大し、初めて中心市街地の善光寺表参道でも3日に「ご利益市」と銘打って開いた。歩行者天国となった通りには55台の軽トラックがずらり。農家から野菜を購入した長野市三輪の主婦、木野有紀子さん(34)は「生産者と直接話せるのがいい。調理の方法も教えてもらいました」。

 5月27日に初めて開いた飯田市育良町の「いちょう通り商店街軽トラ市」。地元の商店と企業が実行組織「いちょう通り商店街」を立ち上げ、準備を進めてきた。野菜や加工品、工芸品などのほか、整体やパフェの店まであり、開店から正午までに約600人が詰め掛けた。11月まで毎月第4日曜日に開く予定だ。

[写真・文 渡会浩、中村桂吾]
 
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