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「夜のミュージアム」わくわく  安曇野・大北の11館で開催
(2012年8月27日掲載)
 

中庭で開かれた、お化けの絵本などを読み聞かせる「ちょっと怖いおはなし」に目を輝かせる子どもたち=25日、松川村の安曇野ちひろ美術館




薄暮に中庭をライトアップし、普段とは違う雰囲気の中で来館者を楽しませたサックスの演奏会=14日、安曇野市の高橋節郎記念美術館




闇に輝く電飾が一夜限りの夜間開館をアピール=25日、安曇野ジャンセン美術館
 

ワークショップの「カード立て工作」に取り組む親子連れ。毎年楽しみに訪れる常連客も多い=25日、安曇野市の安曇野ジャンセン美術館



美術館前の遊歩道に並ぶ「廃油ろうそく」のランタン。紙袋に描かれた地元保育園児の絵がほんのりと浮かび上がり、来館者をいざなう=25日、安曇野ちひろ美術館



シャガールの作品を展示している白馬美術館。昼間とは違った静かな雰囲気が漂う=18日、北安曇郡白馬村みそら野別荘地内

 残暑が厳しい昼間を避け、日が暮れた後の静かな雰囲気の中で美術作品を鑑賞したりさまざまな催しを楽しんだりする「夜のミュージアム」が安曇野市と大北地域の美術館や博物館で開かれており、来館者に好評だ。

 「夜のミュージアム」は、2006年に安曇野ジャンセン美術館=安曇野市穂高有明=が「夜の美術館」として始めた。翌年からは、域内5市町村に点在する美術館などでつくる「安曇野アートライン推進協議会」加盟の各館に取り組みが拡大。今年は加盟19施設のうち11館が、7月下旬から10月下旬までの期間中に開いている。展示物や催場のある野外でも暑さを気にせず、ゆったりと鑑賞できるのが魅力だ。

 同美術館と安曇野ちひろ美術館=北安曇郡松川村西原=は25日、夜を彩る電飾やランタンで来館者を迎え、それぞれ工夫を凝らした一夜限りの催しを開催。家族連れや大勢の子どもたちが、日中とは違った趣の中で作品や催しを楽しんだ。

 安曇野高橋節郎記念美術館=安曇野市穂高北穂高=の中庭では14日夜、地元出身のプレーヤーによるサックスの演奏会が開かれた。目をつぶって聴き入った近くの主婦、中山久美子さん(39)は「非日常的な照明の雰囲気も良かった」。館内では、演奏をBGM代わりに美術作品を鑑賞する姿も見られた。

[写真・文 吉沢正志 北沢博臣]
 
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