写真グラフ
 

はつらつ 信州のお年寄り  スポーツや趣味 楽しみに
(2012年9月24日掲載)
 

力強く弓を引く91歳の伊藤冨美男さん。弓道以外にもマレットゴルフなどで週4日の運動を欠かさない=県営飯田弓道場




定例射会で矢に神経を集中させる91歳の仲田耕一さん(手前から2人目)。「弓道とは人間を完成させること」と話す=県営飯田弓道場




下諏訪町内に住む60歳以上のソフトボール愛好者でつくる「下諏訪町シルバーソフト会」最高齢で84歳の山田治さん。試合終盤で代打出場し、鮮やかなヒットを放った=下諏訪中学校
 

ソフトテニスの練習や試合でほぼ毎日汗を流している松本市開智の88歳、深沢恭子さん。真っ黒に日焼けした腕で元気にラケットを振る。若いころは国体優勝の経験も=松本市の沢村軟式庭球場




「信州ねんりんピック」に向け、練習に励む桑田重門さん=松本市の沢村軟式庭球場




フラダンスチームで活躍する横田令子さん(中央手前)。「フラは体への負担が少ないから無理なく続けられます」=駒ケ根市

 団塊の世代が65歳の高齢者年齢に差しかかる中、高齢者の割合が26・8%(3月末時点)と、全国平均に先駆けて4分の1を突破している長野県。だが、高齢者医療費の低さや働く率は全国トップクラスで、健康や仲間づくりなど、さまざまな目的を持って仕事や運動、趣味に励むお年寄りは多い。そんなはつらつとした高齢者の姿を追った。

 飯田下伊那地方の弓道愛好家でつくる「飯伊弓友会高齢者クラブ」。ともに91歳で、飯田市鼎(かなえ)名古熊の伊藤冨美男さんと同市中村の仲田耕一さんは同クラブ最高齢の現役弓士だ。「弓を引きたいから何でも食べて健康でいるようにしている」と伊藤さん。仲田さんも「100歳まで続けて納得のいく弓を引けるようになりたい」と意欲的だ。

 100歳までソフトテニスを楽しむことを目標に掲げる「松本平百歳会」。会長で、29日に大町市で開く「信州ねんりんピック」スポーツ交流大会に出場する松本市本庄の桑田重門さん(83)は「年を取っても楽しくプレーできる環境をつくっていきたい」と話す。

 発足2周年を迎えた駒ケ根市のフラダンスチーム「カルチャークラブゆあ〜ず」は、約20人いる会員の平均が70歳代。発足当時はほとんどが初心者だったが、今では地元の祭りや福祉施設での公演、県外の交流会など活躍の場を広げている。「派手な衣装を着て踊ると若返った気持ちになる」と、チーム最高齢で同市下平の横田令子さん(78)。練習後、仲間とのお茶飲みも楽しみの一つだ。

[写真・文 中村桂吾]
 
写真グラフ 信毎フロント

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