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防ごう インフルエンザ  流行の時期 県内各所で対策
(2013年1月21日掲載)
 

<除菌液を噴霧> 大勢が集まる多目的ホールに向け、噴霧器で除菌液を放出=茅野市金沢の「この街学園」



訪問介護など外出も多い介護施設職員が感染源にならないよう、ケースに応じて身に着ける化学防護服。デイサービスの送迎車などに備え付け、使用後は手袋やマスクも含めすべて廃棄する=長野市安茂里の安茂里介護サービスセンター



空気中に浮遊するウイルスやほこりなどが回転ずしに付かないよう保護するキャップ。皿の端を持ち上げると簡単に開くよう工夫されている=長野市の「無添くら寿司」長野高田店
 

<マスクでガード> 予防のためのマスクをして大学入試センター試験の会場に向かう受験生たち=19日朝、松本市の信大松本キャンパス



部屋の窓を1時間おきに開放し、新鮮な空気と入れ替える。元気な子どもたちには昔ながらの簡素な方法も効果的=松本市中条保育園



うがい薬や消毒液を並べた棚に感染予防の対策をまとめた文書を掲示しているドラッグストア=長野市のアメリカンドラッグ大豆島店



飯田市立病院は出入り口やエレベーターホールなど約10カ所に感染予防を呼び掛けるポスターを掲示。具体的な症状を示し、該当者に入院患者への面会を遠慮するよう要請=飯田市八幡町

 県が16日、昨季より1週間早く全県域に注意報を出すなど、インフルエンザの本格的な流行期に入った。病院や学校、施設など人が集まる場所を中心に、各所であれこれと感染予防の対策が講じられている。

 19、20日は、本格的な受験シーズンの幕開けとなる大学入試センター試験日。受験生にとって、ライバルだけでなくウイルスも手ごわい相手となる。長丁場の「戦い」に備え、試験会場にはマスク姿の受験生が目立った。

 高齢者や病人、子どもが集まる場所では特に、ウイルス対策はこの時期の最重要課題だ。茅野市金沢の障害者生活介護施設「この街学園」は、除菌液の「弱酸性次亜塩素酸水」を噴霧器で屋内に放出し空気感染防止に努めている。昨春、施設で感染症とみられる胃腸炎が流行したのを受け、機器をレンタルで導入。玄関と多目的ホールに計2台を設置した。

 「シャットアウト」中心の予防とは逆に、換気による対策をしているのは松本市中条保育園。暖房でウイルスが漂いやすい状態の乾燥した空気を、1時間ごとに入れ替えている。昼近くまで最低気温が氷点下だった日も、給食前に職員が窓を開放。外の冷たい空気が入ってくると、園児たちは「さむーい」と声を上げながらも、元気にはしゃいでいた。
 
写真グラフ 信毎フロント

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