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生涯「スキー派」宣言! 志賀では初 全日本マスターズ選手権
(2013年3月11日掲載)
 

<最高齢91歳のターン> 今大会最高齢の91歳でアルペンに出場し、ターンを決める熊谷さん=西館山スキー場




選手のゴーグルに映った志賀高原のゲレンデ風景。多くの選手が若い頃によく訪れたと話す=西館山スキー場



真剣勝負のレース。アルペン競技ではバランスを崩して転倒するシーンも=西館山スキー場




交流パーティーでスキー談義を交わす選手たち。地元バンドによる生演奏や地元産の料理も楽しんだ=志賀高原総合会館98
 

<女性最高齢は82歳> レース後に他の選手と健闘をたたえ合う女性最高齢82歳の本間さん(右)=西館山スキー場




<懸命の滑り> 力を振り絞りゴール地点へ向かうクロスカントリーの選手たち=一の瀬クロスカントリーコース




<勝負師の目> レース前に斜面の状態や旗門の位置などを確認=西館山スキー場

 30歳以上のスキーヤーが技術を競う全日本マスターズスキー選手権(全日本スキー連盟主催)が10日までの4日間、下高井郡山ノ内町の志賀高原で開かれた。「われらスキー派」を自任する全国の男女計約800人が各年代に分かれ、アルペンとクロスカントリーの各競技で熱戦を繰り広げた。

 37回を数える同選手権が志賀高原で開かれるのは今回が初めて。町などが観光振興につなげようと誘致した。

 クロスカントリーに19回連続で出場した北安曇郡白馬村の佐藤捷良(かつよし)さん(71)は「地元長野での開催はうれしい」。横浜市の熊谷敏夫さん(91)は今大会の最高齢。約30年前にアルペンを始め、「スキーは生きがい。そのために体調管理や筋トレをしている」と話し、力強い滑りを披露した。女性最高齢の東京都世田谷区の本間かほるさん(82)は「気温が高くコースが緩んで難しかったけど優勝できてよかった」とほほ笑んだ。

 近年は各地のゲレンデでスキー愛好者がスノーボーダーに押されがちだが、かつての「アルペン長野」を支えた志賀高原は現在でも来場者の約7割をスキーヤーが占める。実行委の児玉栄一事務局長(65)は「スキーは生涯スポーツ。大会を通じて、年齢を重ねても楽しめるスキーの魅力を若い人に広めていきたい」と話している。

[写真・文 中村桂吾]
 
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