写真グラフ
 

模型飛行機 大興奮  シンプル設計 松本の米谷さん考案
(2013年5月20日掲載)
 

保護者にせがまれ、自作の飛行機を手にした子どもたちと記念写真に納まる米谷さん



熱心に主翼を紙やすりで削り形を整える子どもたち=諏訪市





素早くバルサ材を削り、尾翼を作る米谷さん





青空の下、高く優雅に旋回する飛行機
 

米谷さんに飛ばし方を教わる子どもたち。輪ゴムの反動で飛行機は勢い良く飛び出す=諏訪市の諏訪湖畔




興味深げに米谷さんの作業台を囲む家族連れ=諏訪市




農産物直売所に開いた作業台で、バルサ材に線を引く=東筑摩郡山形村

 空に向けてゴムではじくと、1分近く大きく旋回し、ゆっくりと着地―。松本市波田の米谷(よねや)義博さん(62)が、週末の公園や「道の駅」などで子どもたちに模型飛行機の作り方を教えている。材料は軽く、加工しやすい木材のバルサ材。胴体に主翼と尾翼を接着剤で貼り付けたシンプルな設計を考案。長く飛ぶことで子どもたちを喜ばせている。

 「軽いんだよ。持ってみて。作ってみるか?」。諏訪市の諏訪湖畔に手作りの作業台を設けた米谷さんは、通り掛かる子どもたちに声を掛ける。ゴムで飛ばすと優雅に旋回する機体に大人たちも驚き、瞬く間に作業台を囲んだ。

 切った材料を子どもが紙やすりで削り、接着やバランスの面倒を見るのは米谷さん。自作の飛行機を飛ばした岡谷市長地小学校4年の石倉岬(こう)君(9)は「材料をどれくらい削ればいいか難しかったけれど、すごく飛ぶ」と30秒以上飛んだ機体に興奮していた。

 米谷さんが飛行機作りを始めたのは25年前。長男と一緒に遊ぼうと思ったのがきっかけで、その後のめり込み、研究を繰り返した。平日は近くの農産物直売所などに作業台を置き、訪れる人に飛行機を見せながら材料を切ったり削ったりと「実演」している。

 「自分で作り考え、工夫する子どもたちが増えてほしい。希望があればどこにでも行って教えたい」と米谷さん。子どもには無料で、大人は設計図と飛行機材料一式で500円で販売している。問い合わせは米谷さん(電話090・3558・1769)へ。

[写真・文 北沢博臣]
 
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