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「信州に酔う」ショップ人気  名古屋で塩尻ワイン、東京で地酒100銘柄
(2013年6月3日掲載)
 

<新橋駅前 立ち飲みで> 日本酒のラベルがずらり並ぶ「信州おさけ村」の立ち飲みスペース。常連客も多く、さまざまな酒を飲み交わす=東京都港区の新橋駅前ビル




JR新橋駅前ビル内にある「信州おさけ村」




ワインの特徴や塩尻市の観光を紹介する女性スタッフ=1日



ブースのカウンターで塩尻市産ワインを買い求める人たち=1日
 

のれんをくぐると信州の酒が並ぶ販売コーナーがある。「自分の名字と同じ酒があった」と手に取る男性=「信州おさけ村」




<テレビ塔を仰いで> 名古屋テレビ塔下のブースに期間限定で出店したワインバー。塩尻市産ワインを楽しむ人でにぎわった=1日、名古屋市中区



開店前日、ワインバーのブースに飾る塩尻市の風景写真を確認する市職員ら=5月31日

 「信州ブランド」のワインや日本酒を、大都市でアピールするアンテナショップがにぎわっている。塩尻市が1日、1カ月間限定で名古屋市中区にオープンしたワインバーと、長野県酒類販売(長野市)が東京・新橋で運営する「地酒ミュージアム信州おさけ村」を取材した。

 塩尻市のワインバーは名古屋テレビ塔下の屋外スペースにあり、中京圏では初の出店だ。5種類のワインや地元産のレタス、自家製ソーセージを提供。初日から女性客らでにぎわった。早速ワインを味わった公務員鈴木幸代さん(40)=愛知県阿久比(あぐい)町=は「名古屋から見て塩尻は身近。メルローがおいしかった」。

 塩尻市は都内にも通年営業のワインバーを設けており、市ブランド観光課の曽根原博さん(46)は「地場産品を通じて、塩尻を少しでも知ってほしい」と期待する。

 一方、都内の新橋駅前ビル内で7年半前から営業する「信州おさけ村」は、県内50〜60の蔵元の約100銘柄をそろえ、立ち飲みと直売コーナーがある。立ち飲みはグラス1杯300〜1000円で、おつまみに野沢菜、ふきみそなど県内業者の製品を出す。

 飲食店が多い新橋で営業を続けてこられた理由について、店長の鈴木昭夫さん(51)は「何より長野のお酒がおいしいから。銘柄も豊富」。都内に住む常連客の榑松(くれまつ)康宣さん(64)は、これまで飲んだ銘柄をメモしながら「1年たっても飲みきれない」と話していた。店内では、信州出身の客同士が、古里の思い出話で盛り上がることもある。

[写真・文 北沢博臣、有賀史]
 
写真グラフ 信毎フロント

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