写真グラフ
 

笑顔輝く 長寿の信州  全国トップの秘訣は運動や生きがい
(2013年7月1日掲載)
 

高校生に郷土料理を教える飯綱町民グループ「だんどりの会」会長の宮本久子さん(76)=写真中央。仕事を持ち、社会参加につながるのが元気の秘訣という=上水内郡飯綱町の北部高校




健康志向が高まり、広い公園内でウオーキングやランニングをする人たち=松本市、塩尻市境の松本平広域公園




佐久市野沢地区の有志らが10年前に建立した長寿地蔵尊(ぴんころ地蔵)。健康で長生きし、寝込まずに楽に大往生する意味の「ぴんぴんころり」に由来する=同市原
 

頭や体にぴりっと刺激を与えようと名付けた小谷村の「わさびの会」。集まったお年寄りが輪になって肩をたたき合う=同村大網




持ち寄った漬物とお茶を楽しみながら、村の保健師に血圧を測定してもらうお年寄り。村内11カ所で開かれ、交流の場でもある=下伊那郡天龍村平岡




無料で楽しめる御宝田水のふるさと公園マレットゴルフ場に連日通う利用者。36ホールを約2時間かけて回ると5000歩ほどになる=安曇野市明科中川手

 今年、厚生労働省が発表した都道府県別平均寿命で、男性が80・88歳、女性が87・18歳とそろって首位に長野県が輝いた。65歳以上の有業率(普段収入を得る目的で仕事をする人の割合)が26・7%で全国1位。65歳以上の医療機関への受療率や老人医療費は全国でも低い水準だ。地域全体で健康問題に取り組み、長寿で健康な生活を送る人が多い。

 松本市と塩尻市境の松本平広域公園には、ウオーキングやランニングをするために大勢が訪れる。高齢者の姿もあり、広い公園内で思い思いのスタイルで汗を流している。全国で一番盛んといわれるマレットゴルフ。県体育センターが把握しているだけで、県内には243カ所のマレットゴルフ場がある。愛好者が力を合わせてコースを造成したり、冬場の除雪作業などを行い、「張り合いになる」「健康の秘訣(ひけつ)」という。

 地域ごとに介護予防を目的とした体操やレクリエーション、茶話会、健康相談なども盛んだ。北安曇郡小谷村では、村の委託でNPO法人が65歳以上を対象に「わさびの会」を村内19カ所で開いている。6割超が65歳以上の大網(おあみ)地区では6月24日、70、80代を含めた7人が公民館に集合。諸角妙子さん(77)は「普段運動する機会もないし、うちの中にいるよりみんなの顔が見られて楽しい」。この日は、消費者被害や振り込め詐欺の対策についても学んだ。
 
写真グラフ 信毎フロント

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