写真グラフ
 

ボールと一体 華麗に巧みに  中野で「フリースタイルフットボール」
(2013年10月7日掲載)
 

<世界王者の妙技> ボールを足に挟み、片手で逆立ちする徳田耕太郎さん




音楽に合わせて華麗な足技を披露する山口祐平さん





公演を前に池田茂中野市長(左)を訪ねPRする小林さん=1日、中野市役所
 

サッカーボールを自由自在に操り、アクロバティックな技で観客を魅了したライブパフォーマンス



胸のボールを落とすことなく床に向かって上体を反らせる小林孝則さん



ライブパフォーマンス後の教室で、出身地の子どもたちに肩の上にボールを乗せる技「ショルダーストール」を教える小林さん



真剣なまなざしで指導を受ける小学生たち。首の後ろでボールをキャッチする技「ネックキャッチ」を教わった

 サッカーボールを使ってパフォーマンスを繰り広げる新スポーツ「フリースタイルフットボール」の公演が5日、中野市民体育館で開かれた。同市出身で、今年4月に発足した日本フリースタイルフットボール連盟の会長を務める小林孝則さん(25)と、共に国内外で活動する山口祐平さん(28)、徳田耕太郎さん(22)=いずれも東京都=が華麗な技を披露し、集まった約650人を魅了した。

 フリースタイルフットボールは、リフティングやドリブルなどサッカーの基本技術を発展させ、アップテンポの音楽に合わせて跳んだり逆立ちしたりしながら体全体でボールを操るパフォーマンスを競う。昨年イタリアで開かれた世界大会で徳田さんが優勝したことで日本でも注目が高まっている。

 公演は、中野市のサッカークラブ「FC中野エスペランサ」出身で、プロの「フリースタイラー」として競技の普及に取り組む小林さんを応援しようと、地元有志でつくる実行委が5カ月ほど前から準備。実行委の町田和信・市サッカー協会長(60)は「世界レベルの技を生で見ることで、彼らの後に続くような選手が育ってくれたらいい」と話す。1日には小林さんと共に池田茂・中野市長を表敬訪問し、PRもした。

 「中野のサッカーがあったから今の自分がいるので、今後も地元に恩返ししていきたい」と小林さん。「この競技をメジャースポーツにするために、魅力を伝える機会をもっとつくり、活動を広げていきたい」と意気込んでいる。小中学生対象の教室で指導を受けた中野平中サッカー部の大野元輝君(12)は「宙返りがすごかった。教わってヒールリフトができるようになった」と目を輝かせていた。

[写真・文 中村桂吾]
 
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