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新社会人 ただいま研修中  県内企業 技術やマナー…真剣な表情で
(2014年4月7日掲載)
 

<同期一丸 昼食作り> 食に対する意識を高めようと、昼食作りをする長野市のマルイチ産商の新入社員たち=5日、長野市の飯綱高原





真剣な表情で心肺蘇生などの「1次救命処置訓練」に取り組む新人たち。医療に携わる者として職種に区別なく全員が技術を取得する=3日、松本市の相沢病院




上田商工会議所の研修講座には、市内の25社から計91人が参加し、名刺交換やおじぎの仕方などビジネスマナーの基本を学んだ=3日、上田商工会議所
 

大きな身ぶりと共に笑顔で元気な声を出し、接客のために恥ずかしさをなくす訓練を繰り返す諏訪市のホテル紅やの新人たち=3月28日、山梨県北杜市



紙幣を数える「札勘定」は銀行員の基本。正確さと速さを身に付けるため模擬紙幣で毎日練習する=4日、松本市の長野銀行研修センター



「ピッ、ピー」。笛の音を響かせながら大きな手ぶりでバックする大型の観光バスを誘導する新人ガイド=2日、伊那市西町の伊那バス本社

 県内企業や団体などで、4月に入社した新人たちの研修が続いている。職場で必要な技術や社会人のマナーを学ぶほか、研修内容そのものを新人が考えるユニークなものもある。新人たちは一日も早く新しい環境に慣れようと、真剣な表情で取り組んでいる。

 食品卸のマルイチ産商(長野市)では、通常の研修のほかに、新人たちが自ら内容を決めて準備し、実行する「オールワーク」に取り組むのが伝統。今年の新入社員は、食品を扱う企業の社員として食に対する意識を高めようと、力を合わせて昼食のカレーを作ることを決め、ワイシャツやスーツ姿で調理した。さらに自分たちの思いを寄せ書きした「同期旗」を作ったり、研修施設を清掃したりして、同期の絆を深めた。

 相沢病院(松本市)では、直接医療にかかわる職種だけでなく、事務職員も含めた全員で、いざという時に応急処置と心肺蘇生をする「1次救命処置」を訓練。胸の上に両手を押し当てて体重をかける心臓マッサージや人工呼吸などを真剣な表情で学んだ。

 長野銀行(松本市)の研修センターでは、銀行員の基本として紙幣を正確に素早く数える「札勘定(さつかんじょう)」を練習。300枚の模擬紙幣を渡された30人の新人行員は、紙幣の束を縦に持って1枚ずつめくる「縦読み」と扇のように広げる「横読み」を繰り返し、中には研修時間外にも練習する新人もいた。

 話し方やお辞儀の仕方など接客に欠かせない「おもてなし」の心をじっくり研修したホテル紅や(諏訪市)の木下佳奈さん(22)は「丁寧な言葉遣いや動作の基本を身に付けて、お客様に喜んでいただきたい」と話していた。
 
写真グラフ 信毎フロント

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