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「笑いヨガ」で楽しく元気に  県内でじわり人気
(2014年4月28日掲載)
 

「あっはっはっ」と笑うたび、おなかの振動が頭に伝わってさらに笑いがヒートアップ=19日、長野市城山公民館第二地区分館




「おほほほほほ」と、お上品な笑いも=11日、長野市の「まるため福祉支援アニモ」




笑うテーマは昔話の「こぶとりじいさん」。頬に付いたこぶを取ろうとみんな笑顔で手を伸ばす=11日、長野市の「まるため福祉支援アニモ」
 

<照れる男性> 「男はどうしても照れちゃうんだよね」=6日、長野市信更町の涌池史跡公園



<屋外で気分爽快> 「体内の酸素が全部入れ替わったよう」。屋外で大笑いして気分爽快=6日、長野市信更町の涌池史跡公園



日ごとに異なる題材を決め、笑いのイメージを膨らませる=11日、長野市の「まるため福祉支援アニモ」

 「あーっはっはっは」「やったーやったーイエー」―。楽しげな笑い声があたりに響く。長野市信更町の公園で6日開かれた「笑いヨガ」の体験会。指導する同市の中川満子さん(66)は「子どもに戻って笑いましょう」と、60代が中心の参加者たちに笑顔で声を掛けた。大声で笑いながら体を動かす笑いヨガ。「気持ちや体によい影響を与える」として、県内の介護施設などでも徐々に広がっており、参加者にも好評だ。

 長野市上千歳町の通所介護施設「まるため福祉支援アニモ」は、13年2月の開所時から笑いヨガを取り入れている。スタッフの大日方恵津子さん(39)は「介護予防が重要視される時代に、内面から元気になれる笑いヨガはぴったり」という。利用者の坂本茂子さん(78)=長野市=も「気持ちが明るく体も軽くなり、笑っているだけで良いことずくめ」と笑顔いっぱいだ。

 笑いヨガは、1995年にインドの医師がヨガの呼吸法を取り入れた軽運動として発案し、日本では2006年から広まったとされる。県内では松本市や佐久市、諏訪地域などでも、体験会や指導者養成が行われており、認知度が上がってきている。

 佐久市の佐久大学看護学科講師で、笑いを総合的に研究する「日本笑い学会」(本部・大阪市)の信州支部長を務める田中高政さん(54)によると、大声で笑いながら体を動かすと、呼吸機能改善や代謝の促進などが期待できるという。笑いヨガの指導者でもある田中さんは、笑っている時の脳血流の変化などを研究しており、「笑いヨガの導入でリハビリが効果的に進む可能性がある」と話している。

[写真・文 宮坂雅紀]
 
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