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老いに負けない体作り  デイサービスで訓練 お年寄りの元気な声
(2014年7月28日掲載)
 

<体幹鍛えてリハビリ> ロープで体を支えてリラックスした状態で体幹を鍛えるなど、リハビリ効果を高める機器=23日、千曲市の「カラダラボ千曲いもじや」




運動の前後にはスタッフが利用者の体調をチェック。まるでトレーニングジムのよう=23日、千曲市の「カラダラボ千曲いもじや」




「前の日からの楽しみ」と、明るい表情で送迎の車から降りるお年寄りたち=22日、長野市の「レッツ倶楽部長野東和田」
 

<じんわり効いてる> 「普段使わない筋肉を使うから効いた感じがするよ」。ごく軽い負荷を与える機器で膝の曲げ伸ばし=22日、長野市の「レッツ倶楽部長野東和田」





施設内は明るい雰囲気で、トレーニング中も笑顔が絶えない=22日、長野市の「レッツ倶楽部長野東和田」




次の機器に乗る前にしっかりと水分補給=22日、長野市の「レッツ倶楽部長野東和田」

 「いっちにーさんし、にいにっさん」―。まるでトレーニングジムのような機器をそろえた部屋に、お年寄りたちの元気な声が響く。体を動かしているのは要介護認定を受けた人たち。体力維持や衰えた機能を取り戻すことを目的に、半日単位で利用できるデイサービス施設が、県内で人気を集めている。

 施設には食事や入浴サービスはなく、機能訓練のサービスが中心。「半日型」「リハビリ特化型」などと呼ばれ、利用者は要介護度が低いお年寄りが中心だ。

 長野市東和田に昨年10月オープンした「レッツ倶楽部長野東和田」は、リハビリ専用に開発された機器6台を備え、「パワーリハビリ」と呼ぶ1回約3時間のサービスを提供。スタッフの指導で、「立つ」「座る」「歩く」など、日常生活に必要な動作をトレーニングする。

 利用者は要支援1から要介護1までのお年寄りが多く、最高齢は94歳の女性。馬場敦士施設長(38)は「負荷の軽い楽なトレーニングですが、活動的な生活を取り戻すとともに、意欲の向上にもつながります」と話す。

 オープン当初から週1回の利用を続けている長野市豊野町の和田勉さん(84)は「歩くのが楽になって生活にリズムができた。以前より若返ってきたようだ」。妻の光子さん(81)は「これからも毎日元気で暮らしていきたいね」と笑顔だった。

 6月にオープンした千曲市の「カラダラボ千曲いもじや」も、専用のリハビリ機器を備える。スタッフには柔道整復師もおり、問い合わせや見学者が増えているという。

[写真・文 宮坂雅紀]
 
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