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羊 をめぐる 2015年  催しに 置物に キャラクターに
(2015年1月5日掲載)
 

<雪の校庭 児童と遊ぶ> 芝沢小学校6年2組が飼育している「命(めい)」。冬休みの間も交代で世話を続けている児童と一緒に校庭を元気に駆ける=3日、松本市




干支(えと)をあしらった木製の「開運手作り干支」を毎年作っている岩田四郎八さん(77)。ヒツジの中には、たくさんの愛に恵まれるようにとハートをデザインした=12月26日、南木曽町




松ぼっくりに羊毛のフェルトを巻き付けて、ヒツジのマスコットを作るイベントを12日まで開く国営アルプスあづみの公園=2日、大町市
 

<未年生まれです> 生まれて間もない赤ちゃんを愛おしそうになめる母親=3日、飯田市の小林めん羊牧場




特産のサフォークをデザインした長野市信州新町のキャラクター「めん子ちゃん」。ヒツジの語呂合わせで「122」の札を下げ、観光イベントなどで町をPRする=12月25日




元日からヒツジにまつわるイベントを開いた茶臼山動物園。参加者がヒツジの体重当てクイズなどに挑戦した=1日、長野市

 未(ひつじ)年の2015年が幕を開けた。ヒツジは衣食などを通して人間と関わりは深い。動物園や観光施設などでは三が日からヒツジにまつわるイベントが開かれ、子どもたちの笑顔があふれた。

 松本市の芝沢小学校6年2組は総合学習の一環として、児童たちが昨年6月に農家から預かったヒツジを飼育中。命の大切さを感じられるように名前を「命(めい)」と決め、冬休み中も朝夕、子どもたちが交代で世話をする。羊毛で作ったマスコットなどの小物を参観日に職員や家族に売って、餌代を捻出。生後4カ月で預かって半年が過ぎ、体重は29キロから45キロに増えた。

 卒業を控え「命」を農家に返す日も近づいてきた。担任の宮川達也教諭(31)は「子どもたちが『命』とどう別れるか、考えたい」と話す。

 長野市の茶臼山動物園では正月三が日、飼育する3頭のヒツジの体重当てや餌の早食い予想などのイベントを開き、計250人が参加。1日の体重当てクイズでは、英国マン島原産のマンクス・ロフタン種「チャチャ」の重さを親子連れなどが予想した。飼育員に抱えられて体重計に乗ると体重は20・6キロ。正解者はおらず、「惜しい」「意外と重いね」と声が上がった。

 小林一男さん(79)、直樹さん(51)親子がサフォーク種約80頭を飼育する飯田市上久堅の「小林めん羊牧場」では3日、今年2頭目となる雌の赤ちゃんが誕生。母親が寄り添って見守る中、20分ほどで立ち上がった。30年以上飼育を続けている一男さんは「体も大きくて元気。良い年になりそうです」と笑顔だった。出産は2月末ごろまで続くという。
 
写真グラフ 信毎フロント

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