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熱闘の新舞台「南長野」準備は大詰め  総合球技場 完成へ高まる期待
(2015年2月8日掲載)
 

<全容 日に日に> 工事が大詰めを迎えている南長野運動公園総合球技場。右は同総合体育館=7日、長野市篠ノ井東福寺



幅12m高さ6mの大型映像装置=4日



大型映像装置の操作室では各種機器の試験が続く=4日



入口を示す真新しい表示もすでに設置された。スタジアム外周は細かい穴が開いた金属板で覆い、風を通す構造になっている=4日
 

<冬でも青々> 長方形の芝を丁寧に敷き詰めるピッチの芝張り作業=4日




グループ利用を想定した個室「マルチボックス」。北側の東西のコーナーに2室ずつある=4日




選手たちが使うロッカーの据え付け作業が進むチーム更衣室=6日


 来月8日に完成式が行われる南長野運動公園総合球技場(長野市篠ノ井東福寺)では、今月末の工事終了を目指し、最終作業が急ピッチで進んでいる。3日からはピッチに芝を張る作業が始まり、茶色の砂地が少しずつ緑色に。スタジアムの全容があらわになるに連れ、同球技場を本拠地にするサッカーJ3・AC長野パルセイロのサポーターの期待も高まっている。

 改修は長野市が約80億円をかけて実施している。ピッチに張っているのは冬でも緑を保つ寒冷地向きの芝。縦75センチ、横50センチの長方形に切り出された芝を千葉県の専門業者からトラックで運び、木片でたたいて隙間を詰めていく。作業後は農業用シートで覆って保護している。

 同球技場の収容人数は改修前の約6千人から約1万5千人に増え、J1基準も満たす。北側の東西コーナーには2段ずつあるグループ席の「テラスデッキ」があり、1区画の定員は6人。コーナーキックが間近に見え、プレーを満喫できるという。その後方には個室の「マルチボックス」もあり、グループ利用を想定している。

 「いつも散歩の途中で工事の進み具合を見ている。屋根が付いたのがうれしい」と、スタジアム近くに住む丸山邦男さん(63)。「地元の雰囲気を盛り上げたい。近所に声をかけ、開幕戦の応援に行きます」と話していた。

 AC長野のホーム開幕戦は、SC相模原と対戦する3月22日。5月28日には、ワールドカップ2連覇を目指す日本女子代表「なでしこジャパン」が、イタリア代表を相手に国際親善試合を行うことが決まっている。

[写真・文 宮坂雅紀]
 
写真グラフ 信毎フロント

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