写真グラフ
 

大道選手、挑戦ここから  上松町出身、出羽海部屋に入門
(2015年2月16日掲載)
 

<こらえる> 出稽古にきた三役力士、栃煌山の寄りを厳しい表情でこらえる=13日午前9時47分



木曽町で開いた祝勝会の記念撮影で子どもたちと笑顔を見せる=15日午後2時26分、木曽福島会館



出羽海部屋を訪れた支援者と記念写真に収まる=13日午前10時52分



兄弟子と草履や日用品を自転車で買い物に出かけた=13日午後4時41分、墨田区両国

 

稽古で出羽海親方(右)からてっぽうを連続して行うように声が掛かった=13日午前7時21分



稽古中、塩かごを持って立つ位置を兄弟子に教えられる=14日午前9時19分



出羽海部屋への入門日、自分の荷物を運び込む=12日午前7時36分、東京都墨田区両国




兄弟子らと夕食のしゃぶしゃぶを囲む=13日午後6時12分

 学生横綱とアマ横綱の2冠を獲得した大道久司(おおみちひさし)選手(22)=東洋大・木曽青峰高出、木曽郡上松町出身=が、大相撲の出羽海部屋(東京都墨田区両国)に入門し、プロの世界を歩み始めた。期待の新人が角界入りとあって、各方面の注目度は抜群。部屋の支援者や大勢の報道陣が見守る中、三役や元三役の力士とも稽古して、プロの厳しさも味わったようだ。

 12日の初稽古では、兄弟子たちのほか、出稽古で部屋を訪れた元小結栃ノ心(春日野部屋)の胸を借り、汗をかいた背中にはべっとりと砂が付き、息が上がる場面もたびたび。13日には小結栃煌山(同)と稽古した大道選手は「腰の重さ、安定感が学生とは全く別物。さすが三役です」と敬服していた。

 午後は兄弟子に付き添われ自転車で買い物に出掛け、草履や洗剤、シャンプーなどの日用品を購入。稽古場とは違うリラックスした笑顔も見せた。両国国技館のお膝元で、目の肥えた相撲ファンが多い土地柄。信号を待つ大道選手に気付き、「あ、あの学生横綱の…」と声を上げる人もいた。

 14日の稽古では出羽海親方(元幕内小城乃花)から「全部突き出して行け」「一番一番、目いっぱいの力を出し切るんだよ」とのげきが飛んだ。「まだ慣れないが、気持ちはプロ意識に変わってきた」と大道選手。15日には入門後初めて木曽に帰郷して祝勝会に出席。相撲関係者ら地元の人たちの激励を受けた。3月の春場所(大阪市)での初土俵に向け、精進の日々は始まったばかりだ。

[写真・文 宮坂雅紀]
 
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