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「相撲女子」熱く  御嶽海・高三郷… 郷土力士らを応援
(2015年5月25日掲載)
 

「頑張ってくださいね」。駆け寄って声を掛ける女性ファンに笑顔で応じる御嶽海=23日、両国国技館前




横断幕を掲げて「がんばれ御嶽海」と熱い声援=14日、両国国技館




「上田から来ました」と女性に声を掛けられ、笑顔で応える幕下で安曇野市出身の高三郷=16日、両国国技館前




スマートフォンなどを構えて力士の会場入りを待つ女性たち=12日、両国国技館

 

力士が通るたびに望遠レンズでアップ写真を撮影=12日、両国国技館




「ほら、この大きさの違い」と、カナダ出身の誉錦と手合わせ=14日、両国国技館




女性相撲ファンのスマートフォンには力士関連のの写真が約5600枚たまっていた=20日、両国国技館

 満員御礼が続き、木曽郡上松町出身の御嶽海が1敗を守って十両昇進を確実にした大相撲夏場所。団体ツアー客や修学旅行、外国人観光客などで大にぎわいの東京・両国国技館周辺では、「相撲女子」「スー女(じょ)」などと呼ばれる女性の相撲ファンの黄色い歓声が飛び交う。「朝稽古見学の可否など、相撲部屋関連の問い合わせをする女性が連日数多く訪れています」。国技館近くにある墨田区観光協会両国観光案内所のスタッフはそう話す。

 国技館入りする力士を呼び止めることは「出足を止めるにつながる」として避け、入場時は大きな声援だけ送り、取り組みを終えて引き上げる力士をひたすら待つ。お気に入りの力士に声を掛け、記念撮影やサインを求める。その際に好きな食べ物などを聞き出し、プレゼントの参考にする。独自に集めた好物などの力士データを「スー女仲間」と共有している人もいる。

 「私たちが見たいのはこのあたり」と、序二段から幕下までの力士を応援する千葉県松戸市の大学生篠崎聡美さん(20)と、川崎市の大学生長谷川ゆりさん(18)。二人は「番付が上がるに従い、細い体が徐々にお相撲さんらしくなっていくのが素敵」。追っ掛けの魅力を語る。「(相撲部屋の)おかみさんになるのが夢だけど、そうなると他の部屋の力士を応援出来なくなるし…」とも。

 上田市から訪れた会社員沼田愛子さん(29)は「御嶽海さんの活躍で、久しぶりに長野県出身の関取が誕生しそうで楽しみ」。同市丸子地域で毎年行う伊勢ノ海部屋の夏合宿を見て相撲にはまり、本場所にも訪れるようになった。応援するのは郷土力士が中心といい、「番付を上げて、みんなで長野県の相撲人気を盛り上げてほしいです」と話していた。

[写真・文 宮坂雅紀]
 
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