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カフェあげつちで会いましょう  松本市街地 地元住民らが運営
(2015年6月8日掲載)
 

<語らい 夕闇迎えて> カフェの閉店後、暗くなっても話が弾んだお茶会=4日夜




松本大が松本駅西口周辺で5年前に始めた野菜の行商。カフェは行商の拠点にもなっている=4日




アルバイトの松本大の学生(右)に携帯電話の使い方を教わる常連客=5月29日
 

<憩い 世代を超えて> 年配者を中心に、地域住民が集って交流するカフェあげつちの店内=5月30日




買い物支援策として定期的に開く野菜市。イベントでも開催し、松本大の学生が接客した=7日




作法について話し、交流を深めるお茶会の参加者=4日




カフェでは駄菓子コーナーが人気。子育て世代も呼び込もうとしている=2日

 松本市中心市街地の上土(あげつち)商店街で今春、地元住民や商店主らでつくる「上土大正ロマンのまちづくり協議会」が松本大(松本市)と協力して「カフェあげつち」を開業した。地域の高齢者らの居場所づくりや買い物支援を通じて地域の活性化を図る目的で、4月に試験的にオープンし、5月から本格的に営業している。

 同商店街と松本大は10年来の縁があり、2012年からは住民が交流する催し「コミュニティカフェ上土日和」を定期的に開催。さらに連携して活性化を加速させようと常設にした。同協議会の鈴木秀三郎会長(67)は「子どもからお年寄りまで楽しめる憩いの場にしたい」と話す。

 松本大特別調査研究員の浜由佳子さん(22)が常駐して切り盛りしている。同大総合経営学部観光ホスピタリティ学科を3月に卒業したばかりだ。「人生の先輩の常連さんと話をすると、勉強になることが多い」と浜さん。客が元気になれる場所にしたいという。

 通常の営業以外に随時イベントも開く。今月は4日にお茶会を開き、浜さんと住民ら15人が基本的な作法を学んだ。7日は同学科の3、4年生が中心になって「上土日和」を開催し、近隣の親子連れらが楽しんだ。

 毎週金曜日には買い物支援を目的に、店先で野菜市を開く。4年の武田晴信さん(21)は「野菜を売るだけでなく、会話の中から地域の課題を聞き出していきたい」と話していた。

 カフェの営業時間は午前10時〜午後6時(ラストオーダーは5時)で、水曜定休。

[写真・文 梅田拓朗]
 
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