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ペット連れの旅 楽しんで  県内観光地や施設 趣向凝らして誘客
(2015年8月10日掲載)
 

<軽井沢「白糸の滝」> 観光名所「白糸の滝」には愛犬とともに涼を求めて散策する大勢の観光客が訪れていた=3日、軽井沢町



<蓼科の水族館> ペットと入館できる「蓼科アミューズメント水族館」。屋外にはドッグランも併設している=7日、茅野市北山



<白馬のゴンドラ> 標高1200メートル地点まで行ける「白馬47」のゴンドラはペットも有料で乗ることができる=8日、白馬村神城



犬専用の料理を提供するホテル「軽井沢ジャルディーノ」。季節ごとにメニューが変わり、ランチだけの利用もできる=7日、軽井沢町長倉
 

<青木湖> 愛犬とカヤック体験。犬も救命胴衣を着け、飼い主と一緒に湖上散歩を楽しんだ=2日、大町市平の青木湖




<八ケ岳自然文化園> 八ケ岳自然文化園で開いている「星空の映画祭」はペットと一緒に鑑賞できる=3日、原村




白馬村の宿泊施設などでつくる「白馬ワンだふるネット」は犬同伴可の施設に貼るステッカーやガイドマップを制作。マップは昨年2万5千部を発行した=1日、白馬村神城

 ペットとともに旅を楽しむ「ペットツーリズム」に力を入れる観光地や施設が県内で増えている。地域全体で取り組む動きもあり、家族同然のペットと旅を楽しみたいという需要をつかんで誘客を―と趣向を凝らしている。

 今月初め、北佐久郡軽井沢町の観光名所の「白糸の滝」には犬を連れた観光客が何人も訪れていた。軽井沢観光協会は2014年から、愛犬と旅する「ドッグツーリズム」への対応を進める。「ここ数年で一気に(ペット連れの)許容範囲が広がった」と、同協会の西山紀子さん(58)。受け入れ側も犬の知識やマナーを学ぶ必要があるとして、専門家を招いて観光関係者向けに講演会を開くなど、レベルアップに努めている。

 13年に発足した「八ケ岳ペットツーリズム協議会」は、茅野市や諏訪郡原村、富士見町など長野、山梨両県10市町村の85施設が会員になっている。理事長の久米隆司さん(60)=原村=は「広域で連携して情報交換することが大切。八ケ岳エリアを周遊してもらえば地域全体の盛り上がりにつながる」と話す。ペットと楽しめるイベントを開いているほか、ペット連れで利用できる施設などを紹介する情報紙「八ケ岳ペットネット大図鑑」も発行している。

 大町市平のアウトドア体験施設「あそんちゅスタイルアドベンチャーズ」が青木湖で開いている犬と一緒のカヤック体験は、7月下旬から8月末まで毎日予約が入る。東京都町田市から家族3人で訪れた金沢秀紀さん(50)は愛犬「ベニちゃん」と乗船。救命胴衣を着けたベニちゃんは、船首に立ったり飛び込んで泳いだり。金沢さんは「長野県は水辺など広々とした自然の中で遊ばせることができる。暑さに弱い犬と一緒にさまざまな体験ができるのが魅力です」と話していた。

[写真・文 有賀史]
 
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