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ラリーで木曽に元気再び  上松電子などのチーム 奮闘
(2015年10月26日掲載)
 

<注目集めた車体> 王滝村のスキー場「おんたけ2240」で開いた走行会に招かれ競技車を展示、注目を集めた=11日




レース前に真剣な表情で打ち合わせに臨む=8月30日、京都府京丹後市




京都府京丹後市で開いた大会に出場しコースを疾走する上松ラリーチームの競技車=8月30日
 

普段、車を保管している伊那市のガレージで競技車を整備する上松ラリーチームのメンバー=22日、伊那市野底のケーズファクトリー




<地元の思い乗せて> 競技車には地元企業などのスポンサーのステッカーがずらり=22日




11月7日に地元で開く大会のコースとなる林道で、落ち葉や砂を除去する上松ラリーチームのメンバー=20日、上松町の林道木曽駒山麓線

 御嶽山の噴火災害や木曽郡南木曽町の土石流災害などで訪れる人が減ってしまった木曽に元気を取り戻そうと、同郡上松町に今年の春、「上松ラリーチーム」が発足した。

 同町で自動車部品を作る上松電子の社内でチームを立ち上げようという機運が盛り上がり、自動車好きの山本勝己常務(62)が旗振り役となって社内の車好きな社員を集めた。現在のメンバーは15人ほど。チーム独自のガレージがないため、ラリーイベントなどを企画する伊那市の会社「ケーズファクトリー」が協力。メンバーに加わっているケーズファクトリーの社員が、車両の整備などを同社のガレージで行う。

 競技車は3台。林業の盛んな上松町の緑をベースに、チーム名を略した「A・R・T」の赤いロゴが目を引く車体には、地元を中心とした協賛企業のステッカーがずらりと並ぶ。

 今季は大手自動車関連会社が全国各地で開催するラリー大会に出場、実績を積んでいる。初参戦ながら上位入賞も果たした。1号車ドライバーの白州剛さん(43)は「チームの車が3台そろって表彰台に上がり、自分もトップに立てるように頑張りたい」と意気込む。

 現在もチームの運営に関わる地域のメンバーや協賛企業を募っている。チーム代表の石其(いしぞの)克浩さん(59)は「活動が少しずつ地元にも知られ、協力も得られるようになりつつある。ラリーの盛んな地にして、大きな大会を呼び込んでにぎわいを取り戻せれば」と話した。11月7日に同郡木曽町などをコースに開かれるラリー大会「FRC・マウンテン・クロス・2015」に出場し、広く活動をアピールする。

[写真・文 米川貴啓]
 
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