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VC長野 全力挑戦  バレーボールVリーグ参戦
(2015年11月23日掲載)
 

開幕戦でスパイクを決めるVC長野の市川智之選手(中央)。チーム一丸のプレーで初勝利を挙げた=21日、千葉市のJFE体育館



リーグ参戦に向けた激励会で、サポーターらとこぶしを突き上げて気勢を上げる選手たち=7日、飯田市内のホテル




兵庫戦で選手に指示を出すVC長野の笹川星哉監督(中央)=22日、千葉市のJFE体育館





教諭として大鹿小の2年生を受け持つ多田将希選手。「応援してくれる子どもたちのためにも全力でプレーしたい」=17日、大鹿村大河原




ジムで鍛える峰尾拓選手。チームのトレーナーが作ったメニューに従い、選手それぞれがトレーニングを続ける=12日、伊那市手良のサンプレイフィットネスセンター
 

兵庫戦で3枚ブロックを決め、喜ぶVC長野の選手たち=22日、千葉市のJFE体育館



「勝手に応援団長」を名乗る南箕輪村のマスコットキャラクター「まっくん」。ロゴマークを配した特製ユニホームでVC長野を応援する=16日




製造ラインに供給する部品を管理する藤沢友博選手。「バレーボールに打ち込める職場環境に感謝しています」=13日、伊那市東春近のジェルモ春近工場



地元の中学生を指導する茨木兼太選手(中央)=16日、南箕輪村の村民体育館

 上伊那郡南箕輪村を拠点に活動する男子バレーボールのクラブチーム「VC長野トライデンツ」が今季、プレミアリーグを頂点とする日本バレーボールリーグ(Vリーグ)に県勢として初参戦した。21日に開幕したチャレンジリーグ2(3部に相当)からスタート。来季のチャレンジリーグ1(2部に相当)への昇格を目標に、来年2月まで続くリーグ戦に挑む。

 2008年の発足時、資金もなく練習場所も確保できなかったVC長野。屋外で練習を続けるなど苦しい日々も経験したが、当初1社だったスポンサー企業は現在、上伊那地方を中心に約60社まで増え、地元住民ら約400人がサポーター会員としてチームを支える。選手やスタッフもスポーツで地域を盛り上げようと、地元の子どもたちを指導したりイベントに参加したりしている。

 創造学園高(松本市)や長野日大高(長野市)のOBら県内出身者を中心とする20人の選手は、それぞれ仕事と両立しながら練習を重ねる。下伊那郡大鹿村大鹿小教諭で2年生の担任を務める多田将希選手(30)は「全力プレーで子どもたちにも頑張ることの大切さを伝えたい」。電子部品設計・製造のジェルモ(南箕輪村)に勤める藤沢友博選手(28)は「職場の協力なしで続けることは難しい。恵まれた環境に感謝して結果で恩返ししたい」と話す。

 21日に千葉市で行った開幕戦は、きんでんトリニティーブリッツ(大阪市)を相手に2セット先取されたものの、3セットを奪い返す大逆転で白星発進。22日は兵庫デルフィーノを3―0のストレートで下し、開幕2連勝を飾った。笹川星哉監督(30)は「夢の舞台に第一歩を踏み出すことができた。これからが本当の勝負」と力を込めた。12月5日には下伊那郡高森町の町民体育館で初のホームゲームに臨む。

[写真・文 渡会浩]
 
写真グラフ 信毎フロント

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