写真グラフ
 

真田丸 おもてなし熱く  上田・長野市松代町
(2015年12月21日掲載)
 

真田信繁(右から2人目)などに扮して観光客を迎える「信州上田おもてなし武将隊」。他のご当地キャラが「乱入」することもあり、にぎやかだ=19日、上田城跡公園



イベントに向けてほら貝の練習をする「上田城甲冑隊」ほら貝部会のメンバー。音程や所作などを繰り返し確認した=9日、上田市材木町の中央公民館



受験生に人気のノート「落城(おち)ない上田城」(左)や天然石の「武将ブレスレット」など、真田氏関連の独自商品を販売する時計店=19日、上田市中央



約2000個のLEDが輝く六文銭と赤いかぶとをイメージしたイルミネーション=15日、上田市のしなの鉄道信濃国分寺駅前
 

松代甲冑隊が開いている「手作り甲冑教室」。厚紙とひもを使い、実物と同様の工程で仕上げる=13日、長野市松代町清野




長野市松代町にある真田氏ゆかりの地を3時間ほどかけて自転車で巡った「真田丸史跡ツアー」=6日、大鋒寺




長野市松代町の「旧樋口家住宅」で開催中の「真田丸」企画展。年内で終わる予定だったが好評のため来年5月まで延長する=15日

 戦国武将・真田信繁(幸村)の生涯を描くNHK大河ドラマ「真田丸」の放送が来年1月10日に迫り、真田氏ゆかりの上田市や長野市では、増加が期待される観光客の受け入れムードが高まっている。

 「六文銭」をあしらった赤いのぼり旗がはためく上田市の上田城跡公園。週末になると、信繁や真田十勇士に扮(ふん)した「信州上田おもてなし武将隊」が観光客を迎える。演舞を披露したり記念写真に納まったり。19日に山梨県昭和町から姉妹で訪れた山下真由さん(25)は「街が一つになって盛り上げているのが伝わってくる。ドラマを見たらまた来たい」。

 5年ほど前から真田氏に関する独自商品を販売する同市中央の時計店には、店主の銭沢守さん(60)と妻の恵みさん(46)が作った「武将ブレスレット」やキーホルダーなど約50種類がずらりと並ぶ。歴史好きの女性「歴女(れきじょ)」の間で話題となり、制作が追いつかない商品も。「他の場所にはない、上田まで来てよかったと思ってもらえる物でお迎えしたい」と恵みさん。

 長野市松代町では、松代城跡などで観光客を迎える「松代甲冑(かっちゅう)隊」が、着用できる厚紙製の甲冑を手作りする教室を開催している。13日には市内や群馬県からの参加者が挑戦した。指導した隊員の朝日純一さん(50)は「松代が脚光を浴びるのはうれしい。甲冑を通じ、訪れた人に楽しんでもらえるもてなしをしていきたい」。

 松代町では6日、真田家菩提(ぼだい)寺の長国寺など町内のゆかりの地を自転車で巡る「真田丸史跡ツアー」が初めて開催され、10人が参加した。企画したNPO法人「夢空間松代のまちと心を育てる会」の小俣光弘副理事長(77)は手応えを感じ「放送開始後も続けたい」と張り切っている。

 14日に開いたドラマの完成試写会に出席した信繁役の俳優堺雅人さんは、記者会見で「地元の盛り上がりは聞いている。長野のみなさんよろしく」と述べ、一層の盛り上げを期待していた。

[写真・文 中村桂吾]
 
写真グラフ 信毎フロント

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