写真グラフ
 

「まげ」の御嶽海 観客魅了  初場所の戦い終える
(2016年1月25日掲載)
 

<ファンの前をさっそうと> 大勢のファンの声援を受け、引き締まった表情で千秋楽の両国国技館に入る御嶽海関(中央前から2人目)=24日午後1時53分




<次は「本物」と> 両国国技館館内には、お気に入りの力士との写真をプリントできる機械があり、家族連れが化粧まわし姿の御嶽海関を選んで出来上がり=16日




千秋楽の当日券販売を待つ人たちの長い列ができた両国国技館前=24日午前7時19分
 

応援のボードを掲げて御嶽海関の勝利に沸く観客たち=21日、両国国技館




15本の懸賞があった遠藤との一番を制し、分厚い懸賞袋の束を手刀を切って受け取る御嶽海関(左)=11日



木曽からの応援団一行が緊張した面持ちで朝稽古を見学=15日、東京都墨田区の出羽海部屋




熱戦が続く両国国技館の外に積雪。融雪剤をまく職員の姿に「今日は外でも塩まきですね」と話す観客もいた=18日

 まげを結って初めてとなる大相撲初場所に挑んだ出羽海部屋の御嶽海関(本名・大道久司、木曽郡上松町出身)は、インフルエンザによる2日間の休場を挟み、厳しい戦いとなった15日間の場所を終えた。取組直前に、東京・両国国技館全体に「みたけうみ、みたけうみ」とコールが巻き起こった日もあり、人気力士の仲間入りを果たしている。

 幕内力士が鮮やかな化粧まわし姿で行う土俵入りで御嶽海関が紹介されると、名前入りの小旗やうちわなどが振られ、声援がひときわ高まった。初場所は、県内からのツアー客も相次いで応援に訪れた。

 連日昼すぎになると、力士入り口から館内への通路にはファンが人垣をつくり始め、テレビでおなじみの力士たちに声が掛かる。休場から復帰した後の御嶽海関には「待ってたよー」と以前にも増して熱い声援が飛んでいた。

 国技館内には、人気力士と並んだ写真がプリント出来る機械もあり、埼玉県川口市の杉山花蓮(かれん)さん(11)、忠相(ただすけ)君(7)のきょうだいは、御嶽海関を選んで撮影した。東洋大から贈られた化粧まわしで、ざんばら髪の御嶽海関と並んだ写真が出来上がった。母親の朋子さん(40)は「しっかり応援して、いずれ『本物』とも撮りたいです」。

 国技館内で力士の似顔絵色紙などを販売している千曲市出身の相撲絵師、松林モトキさん(68)は「病み上がりなのに大負けせずよく頑張った。いい顔になってきたよ」と3月の春場所(大阪市)での活躍を期待していた。

[写真・文 宮坂雅紀]
 
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