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「バスタ新宿」4月4日開業  高速バス、信州と最多260便
(2016年3月21日掲載)
 

<新拠点の全貌> 4月4日にオープンする「バスタ新宿」(中央)。4階(屋上部分)が高速バスの乗降場となる。手前の国道20号はバスタ新宿の2階と同じ高さで、下をJRの線路が通る=撮影はいずれも17日



急ピッチで工事が進む4階の高速バス待合所。発券カウンターや自動券売機も設置される




2階には1階のJR駅ホームとつながる「新南改札」があり、既に利用が始まっている





新宿駅西口側にある現在の新宿高速バスターミナルを発車し県内へ向かう高速バス。警備員の誘導を受けて狭い道を曲がっていった
 

屋根付きで広々とした空間が広がる4階の高速バス乗降場




3階に設置される観光案内所は東京だけでなく全国の観光情報も発信。外貨両替などのサービスも提供する



3階はタクシー乗降場と待機場。これまで新宿駅南口改札前の国道20号上で待機していたタクシーの車列がなくなり、渋滞緩和なども期待される

 東京・新宿駅南口側に4月4日、高速バスターミナルとタクシー乗降場を備えた「バスタ新宿」がオープンする。同駅西口周辺の19カ所に分散している高速バス乗降場は、今夏までに「バスタ新宿」に集約される見込み。1日の発着便数は最大1625便、停車場数15、乗り入れるバス会社は118社と、いずれも高速バスターミナルとしては日本一の規模となる。

 「バスタ新宿」は、新宿駅南口地区基盤整備事業として「国道20号新宿跨(こ)線橋」の架け替えに合わせて国土交通省を主体に整備。新宿駅南口改札から出ると国道20号(甲州街道)を挟んで正面にある。1階がJR駅のホーム、2階は改札口と歩行者広場、3階にタクシー乗降場と観光案内所が入り、4階が高速バスの関連施設となる。

 ホームからタクシー乗降場や高速バスターミナルに直接行けるため、乗り換えに要する手間や時間が大幅に短縮できる。高速バスの行き先は39府県に及び、長野市や松本市、中央道沿線など長野県内と結ぶ便数は1日当たり260で府県別で最も多い。

 新幹線よりも安いため月に1回ほど高速バスを利用するという長野市若里の会社員唐木田直樹さん(35)は「バス会社によっては駅から乗り場が遠かったり、場所が分かりづらかったりした。乗り換えがスムーズになるのはうれしい」。国交省東京国道事務所計画課の鹿島秀昭さん(56)は「新宿発着の高速バスは、長野県との結び付きが強い。訪日外国人も増えているので、新ターミナル開業で、さらなる観光の活性化につながればいい」と期待している。

[写真・文 中村桂吾]
 
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