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北信濃に ひなが来た!  中野で須坂で山ノ内で「月遅れの ひな祭り」
(2016年3月28日掲載)
 

<気分は おひな様> 30段飾りの前で、着物を羽織って記念写真に収まる子どもたち=20日、須坂市の「世界の民俗人形博物館」




山ノ内町内の旅館43軒がひな飾りを展示している「おかみ達のひな飾り」=21日、同町の「よろづや」




絵付け体験で、中野土人形に顔料を塗る女性たち=21日、山ノ内町の「おやすみ処楓」
 

<即売前に品定め> 色鮮やかな土人形が並ぶ中野ひな市の即売会場で品定めをする人たち=26日、中野市の「中野陣屋・県庁記念館」



須坂市内の店舗など約80カ所にひな飾りが展示され「おひなめぐり」が楽しめる。呉服店「綿幸」には、つるしびなや明治期のひな飾りが飾られ華やかな雰囲気=20日、同市中町



土人形などを商店に飾る「まちかど土びな展」が開催中の中野市街地で初めて開かれたウオークラリー。家族連れが問題を解きながら散策した=19日、同市中央



田中本家12代当主の田中宏和さん(左奥)の説明を聞きながら、江戸時代のひな祭り料理を味わう人たち=23日、須坂市の「田中本家博物館」

 北信濃各地で月遅れのひな祭りに関連する催しが開かれている。商店街や旅館などにひな飾りが並んでいるほか、体験イベントなどもあり、地域を華やかな雰囲気にしている。

 中野市で31日に始まる恒例の「中野ひな市」。人気の即売会に向けた人形の展示は、これまで即売会の前日からだったのを今年初めて5日前に早めた。初日の26日、会場の中野陣屋・県庁記念館には開館の午前10時から熱心な人たちが訪れ、約460点の「立ケ花人形」と「中野人形」を品定めしていた。31日午前11時からくじ引きで購入順を決め、午後2時から販売する。

 須坂市の「世界の民俗人形博物館」では、高さと幅が6メートルある30段飾りの前で着物を着て撮影できる「お雛(ひな)様なりきり体験」を行っている。金沢市から訪れ、華やかな着物を羽織ってポーズをとった久保凜花さん(11)は「おひな様になった気分。今度は髪形もおひな様みたいにしたい」。4月3日までの午前10時と午後2時に体験できる。

 同市の「田中本家博物館」は、6代目当主の長女の初節句を祝った江戸時代のひな祭り料理を再現する食事会を開いた。参加者は12代目当主の田中宏和さん(71)から献立や器などの説明を受け、酒と梅干しから作った調味料「煎(い)り酒」で食べるタイやヒラメの刺し身などを味わった。

 下高井郡山ノ内町内では19日から3日間、「第12回雛(ひいな)の祭りやまのうち」を開催。今回初めて開いた中野土人形の絵付け体験会では、参加者が筆の使い方を教わりながら土人形に金色や黄色の顔料を塗っていた。同町内の旅館43軒で4月3日まで、それぞれが所有するひな飾りをロビーなどに展示し、宿泊や日帰り入浴客らを楽しませている。

[写真・文 小西由紀、林克樹]
 
写真グラフ 信毎フロント

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