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自分なりのダンス 躍動  ダウン症や知的障害ある松本の6人
(2016年8月29日掲載)
 

ダンスを披露した後に、観客から「また来てね」と声を掛けられ握手を交わす=20日、安曇野市穂高の宗徳寺




アップテンポの音楽に乗って、息を合わせて練習するメンバー=7月30日、松本市双葉の市総合社会福祉センター




普段は母親の経営する飲食店で働く三谷優也さん=25日、松本市野溝木工
 

<「EXILE」を感じて> 人気グループ「EXILE」の曲に乗って息の合った踊りを披露するスーパーボーイズのメンバー=20日、安曇野市穂高の宗徳寺




介護老人保健施設の納涼祭に招かれ、手拍子で利用者と一体になって盛り上がる=1日、北安曇郡松川村の孝松館




発表を前に、指導者の尻無浜音央さん(右)と手をつなぎ「頑張ろう」と気合を入れる=28日、安曇野市豊科高家

 ダウン症や知的障害のある若者でつくるダンスクラブチーム「スーパーボーイズ」が活躍の場を広げている。28日には安曇野市のダンススタジオでのイベントに招かれ、人気グループ「EXILE」や「嵐」などの4曲に合わせて踊った。体全体で音楽を感じてのびのびとジャンプしたり回転したりしながら、汗だくになってステージを躍動。ダンスが終わると、メンバー同士でハイタッチしたり、抱き合ったりして満足げな表情を見せた。

 結成は昨年秋。松本市の飲食店店員の三谷優也さん(20)、県松本養護学校高等部2年の青木謙太さん(17)=松本市=らが地元歌手の新曲発表会でバックダンサーを務めたのをきっかけに、体を動かすのが好きな仲間に声を掛けたところ、同市に住む13〜20歳の6人が集まった。安曇野市のダンスクラブチーム「舞遊人(ぶゆうじん)」の尻無浜音央(しりなしはまねお)さん(21)と川口祐生(ゆうき)さん(15)が指導者としてチームに加わり、活動がスタートした。

 福祉施設や地域のイベントが主な発表の舞台。徐々に名前が知られて招かれる機会が増え、8月は毎週のようにダンスを披露した。週に1回程度、福祉施設のホールなどを借りて練習を積んでいる。尻無浜さんは「流れている音楽を感じて、すぐに自分なりに体を動かして表現できるのが彼らの魅力」と話す。

 「たくさんの人に見てもらえるとうれしい。仲間を増やして、まつもと市民芸術館のような大きな舞台で踊れるようになりたい」と三谷さん。現在のレパートリーは4曲とまだ少ないが「もっと新しい曲に挑戦し、かっこいいダンスをしたい」と張り切っている。

[写真・文 米川貴啓]
 
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