写真グラフ
 

ここにもワン!ワン!  【戌年】 県内の表情
(2018年1月8日掲載)
 

【犬型ロボ「AIBO」】 犬型ロボット「AIBO(アイボ)」の修理を手掛ける工房。全国各地から届いたAIBOが「治療」を受けていた=昨年12月25日、安曇野市




【霊犬早太郎】 光前寺本堂にある「霊犬早太郎」の木像。愛犬を連れた参拝者も手を合わせていた=4日、駒ケ根市




【警察犬】 正月三が日から訓練をする県嘱託警察犬「ハナ」と飼い主で松本市洞の滝沢敦さん(56)。次男の健斗さんが歩いた後、芝生に残ったにおいをたどった=2日、同市島内の平瀬緑地
 

【川上犬】 散歩中に来園者と触れ合う小諸市動物園の川上犬「さくら」。家族連れが「しっぽがくるくる」「毛が硬いよ」と言いながら、なでたり写真を撮ったりしていた=4日




【犬ぞり】 白樺リゾート池の平スノーパークで子どもを乗せたそりを力強く引くシベリアンハスキーのリキ(右)とフウガ=6日



【犬専用温泉】 25年ほど前から犬専用の「ワンワン露天風呂」を併設するペンション「よませ温泉パディントンハウス」。雪遊びを終えた犬たちは天然温泉に漬かり気持ち良さそうな表情=2日、山ノ内町




【えと「引き継ぎ」】 毎年、本社にえとにちなんだオブジェを飾る長野市東鶴賀町の看板製作会社「アドイシグロ」。年末にニワトリ(左)から犬への「引き継ぎ」を行った=昨年12月26日

 「戌(いぬ)年」の2018年がスタートした。えとにちなむ犬は古来より人間とつながりが深い動物だけに、年末年始を一緒に過ごした人も多かった。犬にまつわる県内の話題を集めた。

 小諸市懐古園内にある市動物園は、09年4月から川上犬の「さくら」を飼育している。雌で8歳のさくらは、1日に2回、30分ほど懐古園内を散歩するのが日課だ。かわいらしい姿に来園者が集まってくると、さくらは「お座り」。担当飼育員の中津久美子さん(52)は「川上犬はくるっと巻いた尾と三角形の立ち耳が特徴」と話す。例年と比べ、昨年11月ごろから散歩中に写真を撮られる機会が増えたという。

 電化製品修理会社「ア・ファン」(本社・千葉県習志野市)の安曇野市の工房には、1999年から販売された先代の犬型ロボット「AIBO(アイボ)」の修理依頼が全国から集まる。乗松伸幸社長(62)によると、メーカーの製品サポートが14年に終了して以降、愛用者の「駆け込み寺」としてこれまでに約1200台を修理。「どんなに時間やお金がかかってもいい」と手紙を添えて依頼する持ち主もいる。乗松社長は「生身の犬と同じくAIBOをパートナーや家族のように思っている人たちのためにもしっかり“治療”してあげたい」。

 茅野市と北佐久郡立科町境の白樺湖畔にある「白樺リゾート池の平スノーパーク」では、動物ふれあい広場で体験できる犬ぞりが親子連れに人気だ。そりを引くのは、ともにシベリアンハスキーの雄で5歳のリキと3歳のフウガ。飼育担当者によると、2頭で体重90キロほどある成人男性を乗せたそりも引くことができるという。テニスコートを圧雪して作った約60メートルのコースを1周した東京都江戸川区の鈴木悠稀君(9)は、「コースを曲がるのが難しかったけど、速くて楽しかった。北極にいるみたい」と大喜びだった。

 「霊犬早太郎」の伝説で知られる駒ケ根市赤穂の古刹(こさつ)光前寺。700年ほど前に飼われていた山犬「早太郎」が遠州府中(現静岡県磐田市)にある見付天神社の依頼で、娘をさらう怪物を退治したとされ、本尊の不動明王の化身として信仰を集める。本堂には木彫りの像が置かれ、初詣に訪れた参拝者が手を合わせていた。
 
写真グラフ 信毎フロント

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