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2010 長野県知事選

 県信濃美術館(長野市)館長の松本猛氏(59)=安曇野市=は21日、信濃毎日新聞の取材に対し、「経済人や文化人、教育関係者らから強い要望が寄せられる中で、出馬する方向に心が動いた」と述べ、8月8日投開票の知事選に立候補する意思を固めたことを明らかにした。来週にも記者会見し正式表明する。

 知事選で立候補の意思を明らかにしたのは松本氏が初めて。取材に対し「(信濃美術館長として)8年間見てきた官僚的なものの考え方が支配する県政を変えたい」と述べた。同氏に対しては、2006年の前回知事選で田中康夫前知事を支援した会社経営者らが3月に出馬を打診。今月11日には有志が松本市内で面会し、要請を強めていた。

 松本氏は東京都出身で東京芸大卒。絵本画家のいわさきちひろさんと松本善明・元衆院議員の長男。1977年、都内に「いわさきちひろ絵本美術館」(現・ちひろ美術館・東京)を設立。97年には北安曇郡松川村に「安曇野ちひろ美術館」を設け、館長に就いた。02年から県信濃美術館長を兼務している。

 知事選では、現職の村井仁氏(73)は「適切なタイミングを選んで申し上げる」として進退を明らかにしていない。このほか、元副知事で3月まで政府の行政刷新会議事務局次長を務めた阿部守一氏(49)=横浜市=に出馬を求める動きもある。

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