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2010 長野県知事選

 任期満了に伴う県知事選は22日、告示される。表明順に、前安曇野ちひろ美術館長の松本猛氏(59)=安曇野市、元副知事の阿部守一氏(49)=松本市、前副知事の腰原愛正氏(63)=大町市=のいずれも無所属新人3氏が立候補を予定。田中前県政、村井県政の10年間の評価や、今後の県政の針路をめぐる論戦がスタートする。参院選後、全国初の大型地方選となり、各政党のかかわり方も注目点だ。投開票は8月8日。
 松本氏は「子ども、自然、文化を大切にする」とし、美術館運営などの経験を生かした教育の充実、観光振興などを訴える。田中康夫前知事の元支援者らのほか、ちひろ美術館長や県信濃美術館長時代のつながりで有志が支援。支援を受ける団体の一部には共産党が加わるが、陣営は政党とは一線を画した「草の根型」の運動を目指している。
 阿部氏は「県民の暮らしを守り、県民の思いを県政に反映させる」と強調。政府の事業仕分けに携わった経験を生かし「信州型事業仕分け」実施などを掲げる。田中県政の副知事時代に交流のあった行政、NPO関係者らが応援。政党では民主、社民両党が推薦を決定した。連合長野の推薦も受け、組織面での態勢づくりを加速させている。
 腰原氏は村井県政を継承しつつ、景気・雇用対策など「県政の新たなステージへの挑戦」を訴えていく。現県政を支えた自民党県議団、創志会、県民クラブ・公明の県会3会派や経済団体が支援。有志の市長や町村長も支持を表明している。政党では自民党県連が全面支援の方針だが、「県民党」を掲げる同氏に配慮、推薦は見送った。

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