The Shinano Mainichi Shimbun

信濃毎日新聞ニュース特集

メニュー

2010 長野県知事選

記者会見で知事選への立候補を正式表明する腰原愛正氏=長野市内のホテル

 県副知事の腰原愛正氏(63)=長野市=は7日午前、長野市内で記者会見し、8月8日投開票の知事選に無所属で立候補すると正式に表明した。腰原氏は「村井県政の成果を生かし、単に継承するだけでなく、新たなステージに挑戦することが今の県に求められている」と強調。近く政策集を発表すると述べた。
 腰原氏は、8月末で引退する村井仁知事の現県政について「景気雇用対策をはじめ医療、福祉、教育、地域公共交通など多くの課題がまだあり、2007年に作った県中期総合計画も道半ば」と指摘。「ようやく育ってきた県発展の芽を、ここでみすみす枯らしてはならない」と述べた。
 村井県政の実績として「国や市町村、県会などとの信頼関係の確立」を挙げ、引き続き重視する考えを強調。政策面では、中期総合計画に沿った施策展開を基本に、経済雇用対策の着実な推進などを図るとした。選挙には一党一派に偏らない「県民党」の立場で臨む-とし、政党の推薦は求めない考えを示した。
 立候補表明に先立ち、腰原氏は、出馬要請を受けていた自民党県議団など県会一部会派や経済団体幹部らでつくるグループ「信濃会」の会合に出席し、要請に応じる意思を伝えた。同会の星沢哲也会長(県中小企業団体中央会長)は「それぞれの会派や組織が全力で支援することが確認できた」と説明。同会を母体とする政治団体「輝く77の会」を立ち上げ支援するとした。77は県内市町村の数を示す。
 腰原氏は大町市出身で慶応大卒。同市議を経て1990年から同市長を4期務め、県市長会長や北信越市長会長を歴任。06年の退任後、同年8月に初当選した村井知事の下で9月から副知事を務めてきた。今月9日付で副知事を辞職する意向だ。
 知事選ではこれまでに、前安曇野ちひろ美術館長の松本猛氏(59)=安曇野市、元副知事の阿部守一氏(49)=松本市=の新人2人が立候補の意思を表明している。

« 前の記事  特集トップに戻る  次の記事 »