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2010 長野県知事選

第一声を前に、握手で支持を訴える腰原愛正さん=22日午前8時55分、長野市のJR長野駅前(左)。第一声後に有権者と握手し支持を訴える松本猛さん=22日午前9時8分、長野市吉田(中央)。有権者に握手を求めて駆け寄る阿部守一さん=22日午前9時56分、長野市のJR長野駅前(右)

 県知事選が告示された22日、立候補した新人3人はいずれも長野市内で第一声を上げ、選挙戦をスタートさせた。朝から強い日差しが照りつけ、気温がぐんぐんと上昇する中、3人は選挙カーから、街頭から、新たな県政のリーダーを見定めようとする有権者たちに、自らの考えをアピールした。

<阿部派>
 阿部守一さん(49)は午前7時43分、出陣式会場の長野市のホテルに到着。スタッフに「朝早くからありがとうございます」と声を掛けた後、報道陣には「全力で県内を回り一人でも多くの人に考えを伝えたい」と話した。
 同8時20分すぎに始まった出陣式。北沢俊美防衛相や社民党県連の竹内久幸代表らの激励を受けた後、だるまの目入れをして必勝を祈願した。
 同9時22分、阿部さんはスーツから半袖シャツに着替えて第一声会場の長野駅前へ。応援に駆けつけた民主党の小宮山洋子衆院議員らと選挙カーの上から「開かれた新しい信州をつくりましょう」と訴えた。長野市桜枝町の行政書士男性(60)は「阿部さんなら浅川ダム問題や行財政改革を県民の意見を聞いて進めてくれる」と期待していた。
<松本派>
 松本猛さん(59)は午前7時50分、「信州の空と水」をイメージしたという薄い水色のシャツに身を包んで長野市の事務所に車で到着。報道陣に「将来への展望を精いっぱい訴え(有権者の)心に届けたい」と笑顔で話した。
 事務所近くの野外特設会場で開いた出陣式では「皆さんが安心して暮らせる県にするために全力を尽くします」と強調。応援に駆け付けた知人のエジプト考古学者、吉村作治さんらから激励を受けた。集まった人たちは、汗をぬぐいながら聞き入った。
 演説を終えた松本さんは、支援者とがっちりと握手。選挙カーに乗り込むと自らマイクを握り、遊説をスタートさせた。同市朝陽の女性(84)は「お年寄りに焦点を当て、大事にすると訴えている素晴らしい候補者」と期待した。
<腰原派>
 腰原愛正さん(63)は午前5時20分、地元大町市の若一(にゃくいち)王子神社で必勝祈願。拝殿に収まりきらない支援者らを前に「ふるさとはいいもんだなあ。朝早くからこんなに集まっていただいて」。
 同7時26分、村井仁知事や鷲沢正一・長野市長らが詰め掛けた長野市の事務所に到着。熱気むんむんの出陣式で村井知事が「自分の選挙のつもりで応援に臨む」とあいさつすると、会場から「いよっ」という歓声と拍手が起きた。
 長野駅前で同9時に行った第一声で腰原さんは、自民党の橋本聖子参院議員らと選挙カーの上に立ち、「安心して頼れる県政を先頭に立ってつくっていく」と声を張り上げた。同市東和田の会社役員女性(80)は「経済界が引っ張り出した候補。景気回復を期待している」と話した。

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