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2014 長野県知事選

立候補表明2氏、活動加速へ 対話集会や街頭演説

2014年06月01日(日)

 7月24日告示、8月10日投開票の知事選に立候補表明している現職の阿部守一氏(53)と新人の野口俊邦氏(71)は、ともに幅広い県民への浸透を目指し、6月に入って集会や街頭での活動を加速させる。阿部氏は14日から県民との対話集会を開き、同日に示す公約の骨子に参加者の意見を反映させていく方針。野口氏は5日から街頭演説を始めるほか、集会を通じて意見を集め、政策の肉付けに生かしていく考えだ。


 阿部氏は、「守一の約束県民対話集会」と名付けた集会を14日に伊那市の上伊那農協本所(開始午後1時)から始める。初日は「教育・人材」などの観点を柱にした公約骨子も示す。阿部氏は「知事として県民との対話を心掛けてきた。このスタイルを候補者としても貫きたい」とする。


 集会は、資金管理団体「信州未来研究会」(☎026・217・0484)などが主催。15日に松本市の県松本勤労者福祉センター(開始午後3時)、28日に長野市勤労者女性会館しなのき(同午前10時)、29日に上田市の上田商工会議所(同)、7月6日に飯山市のホテルほていや(同午後5時)でも予定する。


 自民党県連、民主党、日本維新の会県総支部、社民党県連が阿部氏の推薦を決め、公明党県本部も推す方針。業界団体の推薦も相次ぎ、対話集会は政党や団体だけではない「県民党」をアピールしたい狙いがある。


 一方、野口氏は5月28日の立候補表明後、初となる街頭演説を5日午前7時半から長野市のJR長野駅前で行う。その後も、街頭活動に加え、共産党県委員会や県労連などでつくる「明るい県政をつくる県民の会」(事務局・県労連、☎026・223・1683)の関係者が中心となって大小の集会を計画する。


 知事選に向けた政策は、立候補表明時に掲げた内容を柱に、県民の会が5月23日に示した基本政策と調整。集会を通じて集めた意見を反映させることで、現県政に批判的な県民から広く支持を集めたいとする。31日には松本市で開いた県高教組の定期大会に来賓として出席。「素晴らしい長野の教育、子どもたちの成長、発展のために全力を尽くしたい」とあいさつした。


 集会や街頭演説は「6月中には県内を一巡したい」(県民の会)とし、出馬表明時に「近く」とした政策発表の時期はずれ込む見通しだ。