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2014 長野県知事選

教育・子育て、主張を展開 若者ら企画の討論会に2氏出席

2014年07月18日(金)


知事選に立候補予定の阿部守一氏(右)と野口俊邦氏が若者らの質問に答えた公開討論会=17日夜、長野市生涯学習センター

 24日告示、8月10日投開票の知事選で、県内の大学生らでつくるNPO法人「プロジェクト信州」が17日夜、立候補予定者による公開討論会を長野市生涯学習センターで開いた。表明順に、現職の阿部守一氏(53)と、新人で信州大名誉教授の野口俊邦氏(71)が出席。教育や子育て支援の充実などに関する若者からの質問に対し、それぞれの政策を訴えた。


 阿部氏は教育について「長野県は(高校卒業後の県外への進学が多く)人口流出県。高等教育振興をしっかりやる」とし、新県立大の推進を強調。子育てに関しては仕事と家庭の両立や経済的負担軽減、母親の孤立防止などの課題を挙げ、「社会全体で(子育てを)温かく包まなければいけない」とした。


 野口氏は教育について「自由な教育のために環境を整備することが重要」と主張。子育てについては、子どもの医療費負担の軽減や保育料の減免、第2子以降への助成金の充実、給食費への補助などを示し、「手厚い手当により人口の自然減を食い止める。定住してもらうことで活性化につなげる」と答えた。


 両氏は、県内交通網の不便さを指摘する会場からの質問にも回答。阿部氏は「小さな町村が元気であり続けることが県全体を元気にする。地域の足の確保に光を当てる」と主張。野口氏はリニア中央新幹線計画に反対し「今ある交通網を、耐震化を含めて充実させることが重要だ」と述べた。


 討論会は、各種選挙で低投票率が続く若者世代に選挙や政治に関心を持ってもらおうと企画。会場には約80人が集まり、長野市松代町、松本市、上水内郡小川村、東京都内でもパブリックビューイングがあった。