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2014 長野県知事選

知事選スタート 現新3氏の争いに

2014年07月25日(金)

 任期満了に伴い24日告示された知事選は、立候補した現職の阿部守一氏(53)=長野市=と、新人で信州大名誉教授の野口俊邦氏(71)=上伊那郡南箕輪村=の無所属2氏が論戦を展開した。阿部氏は1期4年の実績を前面に県政の継続を訴えた。野口氏は阿部氏との違いを強調して県政転換を主張した。同日夕には、無所属新人で会社社長の根上隆氏(64)=さいたま市=が届け出た。投開票は8月10日。


 阿部氏は長野市内で第一声を上げた後、上田市、松本市、諏訪郡下諏訪町、飯田市で出陣式を開いた。30人規模学級の中学校への拡大や中小企業振興条例などを実績とし、繰り返し訴えた。夜の飯田市での演説では、リニア中央新幹線計画について、JR東海に環境への配慮を求める姿勢を示しつつ「地域振興の起爆剤になる」と述べた。


 野口氏は長野市内での第一声後、午後は松本、岡谷、伊那市などを遊説した。阿部氏との違いとして、リニア中央新幹線計画の中止や県営浅川ダム(長野市)建設の一時凍結などを主張。松本市での街頭演説では、集団的自衛権行使を容認した安倍政権に触れ、「県民の命と暮らしを守る知事として、ノーを言わなくてはならない」と述べた。


 根上氏は、関係者が書類を県選管に届け出て、本人は選挙運動をしなかった。関係者によると、現時点で県内遊説の予定はないとしている。