The Shinano Mainichi Shimbun

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2014 長野県知事選

絵や文字で投票方法を説明 県選管、投票所に「ボード」

2014年07月31日(木)


長野市選管が知事選の期日前投票所に設置した「コミュニケーションボード」=長野市役所

 耳が不自由だったり、会話が困難だったりする有権者が投票する際に困らないよう、県選管は今回の知事選でイラストや文字で投票方法などを説明する「投票所コミュニケーションボード」を作った。市町村選管に配って期日前投票所に置いたほか、投開票日にも全1482カ所の投票所に準備する。


 ボードはA4判で1900枚作成。職員が「何かお手伝いできますか?」の文字を指し示して尋ね、「投票入場券がありません」「書き間違えました」「投票のやり方がわかりません」など、八つの状況から当てはまるケースを選んでもらう。裏面に回答例も記した。


 県選管によると、県と19市選管による5月の事務研究会で市側の提案を受け、県聴覚障害者協会の意見を聞いたり、既に作っていた東京都などの例を参考にしたりして作った。投票用紙に候補者名を書いたり、チェックしたりする市町村長選や市町村議選でも使えるという。


 期日前投票所にボードを拡大した紙も張った長野市選管の担当者は「まだ必要に迫られた場面はないが、いざという時に役立てたい」。県選管は「今後も全ての有権者が投票しやすい環境を整備する」としている。